2014年5月19日月曜日
テロワール倭人論
日本人の定義は難しく多岐に及ぶ。
国籍分類
居住地分類
人類学的分類
言語的分類
文化依存性分類 ・・・・等々干支瀬虎(笑)
コモンセンス的には、同じ日本人なんだって「親近感」を覚えるのは、
見た目、同じような髪や肌の色の場合と思われる。
日本国籍だろうが長年日本に居住しようが、漠とした齟齬感を感じてしまう。
異様に日本語が流暢だったり、和風文化に造詣が深いと、
どこかで警戒感すら覚える。
逆に日系のアメリカンなんかが「反日」的であったりすれば、それだけで
不快感を禁じえない。
倭とは困った存在である。
仏蘭西ならば、理性と論理で存在を誇示出来れば、多分受け入れられるし、
亜米利加では、星条旗と独立宣言に忠誠を誓えば、それなりに
立場を確保できる・・・・と比較論としてそう考えている。
このままだと・・・つまり出生率が劇的に向上しないと、
日本人は将来半減する。
生産人口の劇的減少は国家存亡の危機であり、毎年二十万人移民を
受け入れ、現場並みの「人口」を維持すべきという議論が始まった。
議論は結構である。
しかし、将来の「くにのかたち」の想定なくしての議論はあり得ない。
今の形が百年後も・・・・という前提はない。
百年前に今を想像出来なかった以上、まずもって前提条件の議論が
欠かせない。
本当に今の人口を維持すべきとも実のところ思っていない。
狭い国土のキャパシティとして、一億人は妥当なのか?
一般的にイメージするであろう「日本人」以外の国内居住者が日本人以上に
存在する
地域を日本とよんでいいのか?
多くの移民を同様の理由で受け入れて、苦闘するユーロに学ばないのか
倭国はかつて、大量的な移民を歴史上二度受け入れている。
一度は、飛鳥時代前後。朝鮮半島の動乱による知識階級を核とする移民。
二度目は、ZAINICHI問題の由来となった移住。
自由意思か強制連行だかは今は論じない。
自由意志で無かったと憤激されるのであれば、
資産凍結しませんから帰国されて結構です・・・いうだけである。
一度目は、軋轢があったかどうか史書的に明快ではない。
しかし、先端技術で武装した一族郎党は、重宝されたと容易に想像できます。
中華思想的に風上に居たのは半島人ですので、桓武天皇の母上が帰化人系でも
不思議はない。
そういう意味で、例外的な幸せというべき移民現象ではなかったと考えています。
ことさらに、テロワール的色彩の強いこの国では、
移民に門戸を閉ざせとは言わないが、お手軽なアルバイトをかき集める感覚で
物事を考えれば、確実に悔いを残すと歴史が教えている。
少子高齢化対策・・・・違和感があります。
両立なんかしないでしょう。
ポピュリズムを排除すれば、あるいは出来れば、答えは見えてる。
少子化対策重視に振り子を振ります
国家百年の計に鑑み、ご老人には申し訳ないが・・・・
仕方が無いですね、、、平成の大合併だって、本音は、、、、、
返信削除投資としてみれば、投資先は明らかですよね。余生は自助努力で。
結婚・子供がいやな人は貯蓄する。あるいは子供をあてにする選択も。
子供のいない人は社会保険料率を上げる、あるいは給付を減らす、、、、
そういうと不妊を差別、、の声が上がるがそんなものは聞く耳持たない。
世の中その程度の不公平は当たり前だし、なんせ養育費が無いんですからね。
まず、一億人人口と現在の経済構造を前提に、百年後も考えようって事次第が間違いだと思っています。移民を沢山受け入れて・・・なんて主張しているのは、海外雄飛のできないガラパゴス産業の経営者でしょう。新興国で稼いで、貿易外収支で倭国で平和に暮らす。
返信削除関西人的に言えば、
お勉強は京都
銭を稼ぐのは大阪
家族との幸せな生活は神戸(阪神間)・・・・(笑)
社会福祉をいうのであれば、かつては、社会、地域、一族が、支えあうことでお国のお世話にならずとも、死に水をとってもらえた。かような「紐帯」が切れれば、国家負担が大変なことになるのはわかりきったこと。高負担の福祉を受け入れるかどうか・・・いやならば自助努力(座しての餓死も含め)。カフェテリア方式で、この悪魔の選択を迫るしかないですよ。
やはり、自分の力で生きていく覚悟を持って生きてくことを教育することでは無いでしょうか?
返信削除各人が覚悟を持って生きていけば、ネズミさんも働き蜂さんも蟻さんも、一匹の力は弱くても一万匹の力があれば、ましてや一億近辺の力が集まればねえ・・・・
めぐまれることの、卑しさを知ること、めぐむことのありがたさを知ること、まさに教育ですよね
アメリカの大統領も片親に死なれた経験者が、半数以上、やはり人間が進歩するには逆境が必要なのでしょうか?
やはり、日本は豊かになりすぎたのかも
相続税100%にしたほうが、やっぱりいいのかな・・・・
おはようございます。
返信削除比較論ですが、歴史的にも恵まれすぎた温室育ちであることは、まぎれもないことでしょう。自存自立を始めて求められて、慄いているのですよ。余計な苦労はしないに越したことはないが、国難を避けて通るわけにもいかない。殉じるにせよ逃げ出すにせよ、どっちも苦難の道。地方で子供の笑い声が聞こえなくなり、スラム化する大都会の荒廃が同時に来るらしいので、建設労働者や介護要員の輸入よりも、出産能力の高いピチピチを招聘する方が先かも(笑)現実に花嫁募集農村ってありまして、他人事のように思ってましたが・・・・