迦陵頻洞

2025年6月25日水曜日

歌枕 須磨の浦

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  多分、千年前にはかような風情ある、、、源氏には 須磨には いとど 心づくしの秋風に、海は すこし 遠けれど、行平の中納言の、、、(略)、、、 夜々は げに いと近く 聞こえ て、またなく あはれなる ものは、かかる所の秋なりけり。 、、、とあり、最強最大規模の歌枕となった。 ...
2025年6月24日火曜日

定年という生前葬

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  内館牧子さんの軽めの小説「終わった人」 なんとも嫌味なタイトルです。 時代背景・・・団塊世代の大量退職時代もあってか、増刷ヒットしたのは慶賀の至り 別に終わってもいないし、いまが始まりなのにねえ。 しかし、定年とは「生前葬」らしいというのはいささか時代錯誤感 さて、主人公は一...
2025年6月23日月曜日

面白い選挙制度

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  憲法なり法の精神を具現するのは「選挙制度」に依存する つまり、マトモな候補者と健全な社会常識をもつ有権者が合理的な判断ができる体制に担保されるということ。 なんせデモクラシーとは一番マシな最悪の統治システムなんですから(チャーチルの言葉?) 世界中であれこれ苦労してます。 以...
2025年6月22日日曜日

ダイヤモンドプリンセス

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  治にいて乱を忘れず、、、平たく言うと、喉元過ぎればナントヤラの真っ向逆 元来の倭人はそこまで健忘症ではなかったはずだ。 かの「スペイン風邪」への悪戦苦闘録はちゃんと内務省から公式刊行されてますが、、、かの「武漢ウィルスによる李文亮肺炎」の惨禍の公式記録って、、、あるのかな? ...
2025年6月21日土曜日

歴史編纂

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  衒学的なトップがいると、社史編纂なんて言い出す。 始めると会社の存続の間はやめるわけにはいかないが、辞めると世間から小馬鹿にされる。 アタシの最初の奉公先には、ご当主さまの旧宅の一角にある古びた洋館が、社史編纂室だった。 社業への貢献と言われると、、、これは傾国の大業と轟然と...
2025年6月20日金曜日

武庫女

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  女子大受難の時代 統廃合、募集停止、共学化やらなんやら、、、 安全圏と言われる女子大の雄(雌と言うべきかな?)までも、多分焦り混じりに先手をうったのだろうが、共学化に踏み切る、、、らしい。 規模の利益 立地は悪くない(多少タコ足だが) 多彩な学群 国際化(ワシントン州にアメリ...
2025年6月19日木曜日

クイズショーの時代

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  新聞で真実は訃報欄とスポーツだけだ。一面には人類の愚行と虚栄のみが描かれる・・・・ 出典は、、、忘れましたし、まだ思い出せない。 そして、スポーツの結果だって、不正の代償(八百長やドーピングやら)であって、一面と変わることはなくなった。 新聞でこの有様ですので、TVに至っては...
2025年6月18日水曜日

夏越の祓い

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  六月ともなれば、あちこちの神社では、夏越の祓い。 茅の輪くぐりがウリモノであり、、、面倒な作法がありますが、さておき 「水無月の 夏越の祓いする人は 千歳の命延ぶと聞け」 とかなんとか呪文のような三十一文字を唱えれば、今年も残り半分、無病息災だとか、、、 でも、お互いに思慕な...
2025年6月17日火曜日

国宝は、読むもので、観るのはあとから

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  原作者は吉田修一 映画化の際の監督は李相日 配給は東宝 梨園を舞台とする芸事作品(要は鉄板のバックステージもの)だが、ランニングタイム三時間の大作に仕上がりました。 多分大ヒットと言われる興収30億くらいは期待出来そうな雰囲気ですが、製作費もそこそこ 海外のプロモーションが上...
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一筆啓上

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