2014年10月24日金曜日
閨秀
ケイシュウと読みます(難解語辞典にも登場するそうです)
秀でているって言いますから「褒め言葉」のようです。
問題は「閨」なんですが、閨閥って言葉もありますから、女性を表す漢字です。
要するに「主に学芸に優れた」女性という意味であり、
閨秀作家
閨秀詩人 なんてかつては言ったものですが・・・最近は死語に近い。
平たく言えば「女流作家」なんですが、この表現もあまり聴かない。
例を上げれば、昨今の芥川賞作家は女性のほうが多い。
つまり、何故死語に近いのかと思うに「女性の社会進出」の反映である。
希少性があれば「女性とか男性」とか性別区分の形容詞を付ける。
また、判断区分としてかような形容詞を付ける場合もある。
男性医師という表記を見かけますが、これは後者の意味合いが強い
最近の国家試験も女性合格率は30%を超えている。
一方、女性弁護士・・・これはまだ前者のイメージです。
新司法試験でも女性合格率は20%
やっぱり「30%」というのが、ある種のベンチマーク。
政府目標もそういう数字とのこと・・・
そのためには「配偶者控除の見直し(要するに廃止)という政策選択」に
どうしてなるのか分かりません。
職業に貴賎はないといいながらも、
レジ打ちや飲食店店員にばかり「進出」することではなく「社会の指導的な立場に進出」してこそ
初めて意味合いが出ている。
配偶者控除をなくせば、女性裁判官が増えるのか(苦笑)
社会科学的に「公平」という意味からすれば「女性進出枠」にも一定の合理性がある。
その一方で、
政権の足を引っ張る「女性」閣僚や「女性」委員長
18年間間昇進差別をうけたという厚労省女性係長
女性だから問題を起こすってことでもないと思うのですが、
出る釘は打たれやすいし、分不相応で高転びってこともある。
有り余る才能をもてあそび日々是好日っていうのは国家的損失であるが、
無能に権力を持たすと危なくてしょうがない。
国務大臣の重職に五人もの「女性」が問題かどうかは論評しませんが、
国会議員の女性割合が10%以下と現実をどう変えるかが先決のように思えます。
もっとも・・・「なんとかガールズ」もどきが跳梁跋扈しそうで、
あまり本気でもないのですが・・・
議員ポスト割当制
候補者クオーター制
というような法整備を検討せざるを得ないと思います。
やるなら後者かな?
女性国会議員の数の多い国は、別に女性の知的水準や社会参加意識が高いとかってことじゃなく
制度的担保というか義務化がなされているからなんですねえ。
そうそう政党助成金(制度自体に反対なんですがね)を女性議員数に超手厚くってあります。
現在の女性国会議員比率が8%ですから、五倍換算すれば女性議員比率30%に相当します。
政治も欲目・金目の世界ですので、案外効果的かも知れません(笑)
あとは、有権者の「目利き」
これが信用出来ない・・・・となれば、何もやってもダメ!
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