2014年10月28日火曜日
あらためて「CONTAGION」
辞典的にいうと「INFECTION」とは違うらしい。
引用すれば「伝染」とは・・・
発病している生き物から病原体が移り発病する事であり、
一方で「感染」とは・・・
病原体の発生場所を問わず、その人や個体の体内にその病原体が体内に入り込む事だとか・・・
2011年のパニックスリラー映画です、
ソダーバーグ監督で、豪華な出演陣
簡単にいえば・・・カタストロフィは中国から始まる。
コウモリがバナナを食う
↓
そのバナナの欠片が養豚場に落ちて豚が食う
↓
料理人がその豚をさばいく
↓
料理人は手を洗わずお客(グイネス・パルトロウ)と握手
↓
風邪みたいな未知の伝染病に感染(シカゴに帰る・・途中に不倫目的でミネソタへ)
↓
接触感染で世界中に蔓延
↓
ヒトザル滅亡の危機
嫌なキーワードが幾つもありますなあ(笑)
アウトブレイクでは「サル」でしたが・・・
そしてなんだか女医さんが活躍するのです
マリオン・コティヤール
ケイト・ウインスレット
ジェニファー・イーリー
この手のヒトザル滅亡物でも興味は「生存の選択」・・・
つまり誰を優先してワクチン(準備できるとしてですが・・)投与するかってことです。
二年前に「新型インフルエンザ等対策特別措置法」なる法律ができましたが・・・
なかなか手際よく作ったものです。
有事立法的で物議をかますはずが、よくぞすんなり(苦笑)
法律で一応の「優先順位」の理屈は書いてますが、具体的には政省令にあるのでしょう。
しかし、トリアージュにも似た議論を平時においてギリギリと議論することを倭人は好まない。
そのミッションにおいて優先されるべきヒトザルは・・・
医療関係者とかまあ決まるのでしょうが、問題は一般市民。
この映画では「完全に公平なくじ引き制」
どこまで「完全」かといえば細部は不明ですが・・・
自然科学的な公平が社会科学的にも公平かと言えないところが悩ましい。
種の保存ということだけを考え、論理的に冷徹に言えば・・・
若い(出産可能な)女性優先
生殖能力のあるIQの高い男性
女性男性比率は5対1程度
まあ、無理ですねえ(苦笑)
ワクチン配布が後回しになった田舎の村では、切羽詰まり
マリオン・コティヤールを誘拐し、身代金代わりに村民のワクチンを要求します。
ワクチンテロって頻発しそうだが、
テロリストとの交渉には一切応じない・・・はずがなぜか交渉成立
偽ワクチンをつかませるってせこいのですが、多分闇ワクチンも横行しますねえ。
映画の話だけならいいのですが、エボラは、すぐそこまで来ている。
0 件のコメント:
コメントを投稿