2015年2月24日火曜日
相変わらずな「周回遅れ」に加えて毎度の「ある傾向」
◯●■バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
◎--アメリカン・スナイパー
◎-■6才のボクが、大人になるまで
◎--グランド・ブダペスト・ホテル
◯--イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
◯--セルマ(原題)
◯-■博士と彼女のセオリー
◯-■セッション
最初の・・・
◯:日本公開予定(あるいは予定未定)
◎:日本公開済
次の●は、オスカーの作品賞受賞
最後の■は「主要部門(監督・主演俳優・助演俳優)」の受賞作
さて、今年のアカデミー賞ですが、毎度の予定調和な結果に終わりました。
エキセントリックな役柄(病的あるいは病人・精神疾患等)が、俳優賞の近道って今回も健在です。
ベストアクター :ALS患者
ベストアクトレス:認知症患者
ベストサポートアクターも「病的に暴力的な音楽家」って設定になっています。
これを思えば「ロザムンド・パイク嬢のサイコパスキラー」なんかカワイイものです(笑)
残念ですが、捲土重来を期待しましょう。
作品賞の評価は・・・半分は見てません(・・というよりこの段階で毎年恒例の未公開)ので
なんとも言えませんが・・・
公民権運動を背景とする「セルマ」は、昨年「それでも夜はあける」なんかが
作品賞に輝いたもんで・・・二年続けてニグロものはないわなあ。
6才のボク・・やセッション、グランドブタペストホテルは、映画の骨格的に作品賞になじまない
西海岸は「青い州」ですので、アメリカンスナイパーは、共和党的ってことで
嫌われたんですよ。
・・ということで、消去法的に行くと、こういう時に有利なのが「バックステージもの」
まさしく予定調和で「バードマン」になった。
特に、落ちぶれた役者の話って好きですからねえ・・・
ところで「日本アカデミー賞」ですが・・・
ここは、ノミネートされるだけで「優秀賞」と呼ばれる。
その「優秀賞」のなかから「最優秀賞」を選ぶって仕組みらしい。
なんだか、インフレ化したお手盛りの「賞」のバラマキみたいですなあ。
ちなみに、その「最」の発表は、二月二十七日でNTVでライブ放送されるらしいが、
誠に僭越なものいいですが、貴重な電波の無駄使い・・・・だと思っています。
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