心理学上の概念であり、文学のあるジャンルを形成する。
学問上の定義や評価はさておき、
文芸の世界では「児童文学と一般文学の中間に位置」するといえば、それらしいが
語感そのものの持つ未熟児的な世界を表現している・・・としか思えない。
スバリ、「ヤングアダルト」なるタイトルの映画のヒロインがそれを具現する。
しかし、優れて資本主義的な世界においては、売れることが良いことなのである。
ハリーポッター
ネバーエンディングストーリー
メイズランナー
ハンガー・ゲーム
書き出すとキリがない・・・・(苦笑)
とりわけ最後の「ハンガー・ゲーム」
三部作構成らしいが、第二作までで、16億ドルの興収。
製作費が2億ドル弱ですので、投資としても大成功した部類だろう。
第三作も、前編後編に分けて公開。
何が魅力なのか・・・?
ステロタイプ化された近未来の破滅後の世界は、アンチユートピア的である。
一握りの富裕層のすむ豊かなキャピタルと隷属的に労働する12の地区・・・
あまりお好みの世界観ではない。
ヒロインのジェニファー・ローレンスが魅力的だからってことには反対はしない。
確かに若くして幸運にも恵まれたのか、エージェントの腕がいいのか、よく知りませんが
作品と栄誉に恵まれている。
かようなブロックバスター映画ではなく、ちゃんとした作品でもしっかりとした演技ができる。
オスカーもGG賞もすでにとってしまった。
デヴューの際にはストリープの再来か!?と騒がれ、まだ25歳ですよ。
先が楽しみというか・・・興味津々です。
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