2015年7月14日火曜日
ユネスコ脱退の奨め
遠い昔、銀河共和国の政治は腐敗し、無為無策の極みにあった。
ナブーへの武力侵攻を訴えるアミダラは、汚職と密約により機能不全となった議会に失望し・・・
聞いたような話ですが、スターウォーズ・エピソード1のことです。
しかし、どこにでも有りげな話で・・・お題目が立派なほどお里が知れる(笑)
人の心の中に平和の砦を築くことにより心のなかに戦争の芽を産まないって
立派な理念はどうしたのでしょうか?
ありもしない歴史認識の横車を押し、反発と憎悪の種をまく偏狭さにはついていけないが
屈する方がよっぽどどうかしているとしか思えない
玉虫色の言辞は後世に悔いを残す結果と必ずなる。
世界遺産ってそんなに凄いことなんですかねえ
遺産登録されるとなんかいいことがあるのですか
認知度が上がることは間違いはないが、自然遺産であればヒトが押し寄せると劣化が進むし
文化遺産であれば、知ってるヒトは遺産登録なんかされなくとも知っている。
要するに「観光遺産」ですから、その程度に思っておけばいいわけで、
登録の可否で一喜一憂するようなものとは思えない。
世界遺産に登録された古典芸能を趣味とする者の立場からすれば
だからどってことはないのですよ(苦笑)
故人となった最初の師匠曰く・・・
生きている芸だよ!「遺産」って言われて喜ぶのはバカだけ
ユニセフの「役割」って、観光産業の露払いだとは知らんかったなあ。
重点推進目標である「万人のための基礎教育」は、遅々として進まず、
イスラム出身の若輩ノーべリストの命を的にした活動のほうがインパクトが有り、
今一つの「遺産登録」があのテイタラク・・・
フロントで文化資産保護に勤しむ職員はあまたおいでになるのでしょうが、
組織的にやっていることは、国際政治の駆け引きと同じ。
教育や文化の振興を通じて、戦争の悲劇を繰り返さないという理念が、逆回転している。
かつて、米国や英国は「報道の自由への侵害の懸念」より、一時脱退したことがある。
米国は今でも、パレスチナの参加を巡って分担金の支払いを停止しているはずです。
倭国は全体の10%の分担金を拠出する立場(第一位が米国で20%)
理不尽であれば、それらしく毅然と振る舞うってこともある種の国際外交儀礼
暫く分担金の支払いを停止してみればよかったのに・・・
特段、すぐに除名されたり投票権がなくなったりしないようです。
国際社会における名誉ある地位とは、唯々諾々と会費を支払うことではなく、
言うべきことをきっちりと行動で表すことでしょう。
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