2015年9月11日金曜日
早く言ってよ・・・・!
何とかという「ある種のITベンダー」のCMがやたらと目につく(・・・らしい)
基本TVを見ないのですが、松重豊さんって渋い役者が嫌いじゃないので、
わざわざWEBで映像を探してきた(苦笑)
要は「名刺管理ソフト」である。
日本古来のビジネスツールであるが、業務上交換される以上、
取得した名刺は「会社の情報資産」である。
退職する際に持ち逃げをしてはならない。
暗黙の内に「情報の個人管理」を会社から委ねられているに過ぎない。
管理義務を負う以上、相応の管理を様々なやり方でやっているが・・・最先端は
名刺管理ソフトの導入(有償ないし無償、あるいはEXLでの個人管理)
なんでもいいが、会社が認めていない社外システムツールの勝手な導入はご法度
ちゃんと「了解」をもらう必要がある(少なくとも明示的な拒絶がないことが肝要)
それに、名刺をDB化すれば、それは個人情報保護法上の「個人情報DB」に該当し、
会社として適切な管理義務を負わされることになる。
実のところ、一番人気のフリーソフトは、この松重さんの会社の提供品であることを
偶然に知ってしまった。
要は「撒き餌」である。
うかうかと引っかかった方も馬鹿だが、説明資料を見るにちょっと「凄いソフト」だ!
フリーソフトの方は、単なる名刺管理DBに過ぎず・・・
名刺イメージのデジタル化
名刺基本表示項目のデータ化
データ化された情報の活用(電話やメールの発信機能)
その他メモ情報の追記機能
なんかしかできない(・・・といってもこれだけのことが、無料でできれば非常に便利)
それに引き換え、有料版は・・・
名刺管理を梃子にした「営業人脈管理支援ソフト」である。
そもそも名刺情報のシステム化は、画像処理処理技術の発展とともに
劇的に進化した。
昔は識別機能が貧弱でお話にならないし、自分入力するには・・バカバカしい。
かつて、KO大学の国領教授は、
名刺なるものは死に絶える
皆さんは、個人のハンデイ端末に内蔵された名刺情報を赤外線で飛ばすようになる
これが新しい名刺交換スタイルだ!
・・・って(苦笑)
ビビビって、名刺交換なんかやるかね?って思ったが、案の定だ。
効能は凄いのですが、要は投資対効果。
定性的な価値をどの程度評価するかって、営業部門のセンス次第。
名刺箱や名刺ホルダーでの管理なんて北京原人レベルの方法が未だにはびこっている職場では
ハードルが高い・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿