なんだか美しい響き
しかし、実際のところは・・・主人公の妻の罵声
努力と魅力と運命だけで成功したっておもってんの?!
主人公は、80年台のオイル業界(採掘ではなく仲買の世界の住人)でのイタリア系移民の成り上がり。
ハドソン川に面したターミナル用地の買収という大博打に打って出るが・・
長年の不正会計疑惑の告発
オイル輸送のタンクローリーへの度々の襲撃
チームスター(労働組合)との軋轢
銀行融資の突然の打ち切り
家族への脅迫行為
内憂外患、四面楚歌の中で、主人公はいかに苦境を乗り切るのか(乗りきれるのか?)ってストーリーです。
オリジナルタイトルは
A MOST VIOLENT YEAR
邦題には「理想の代償」ってベタなタイトルがついてますので、中身は予想通り。
主人公はダーティなオイル業界の中でクリーンにビジネスをって思っていますが
妻は、マンハッタンのギャングの娘(経理のプロみたい)
片腕は、どうも叩けばホコリのでそうな闇社会の守護神風弁護士もどき
キレイ事だけでは済みそうもないし、告発しようとしている検事だって
正義の具現者というより、主人公の成功を利用しようと企む・・・
高級ワインに親しむような真似事をしながら、泥水をすするのが「生きていく」ということなのです。
アメリカンのオイル業界って未知の世界ですが、業界人の集まりなんて・・・
まさしくマフィアの会合風(笑)
そんな世界だったんですねえ・・・
まあ、魅力的なのは妻役のジェシカ・チャステイン(ゼロ・ダーク・サーティのヒロインです)
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