ワンコイン以下メニューも無いではないが、客単価を見るに下流品じゃない。
注文してから一杯ずつ温めますから結構待たされ、ファストフードでもない。
あれこれなにをトッピングにしようかと選択に迷う楽しみもある。
倭人好みの単純な言ってみれば、主飯と副食一体のドンブリ系のチェーン店である
勝ち組カレー屋さん。
なんとまあ、食品メーカーの傘下に入るそうです。
知らなかったが、この食品メーカーとは仲良しで、ルーを一手に仕入れるし、
第二の大株主さんでもある。
ところで
某大手ビールメーカーが、関西の老舗料亭を買収した時の感覚、、、言い難い齟齬感かありました。
麦酒屋が、ビアホール経営はわかるが、、、、
料亭は、ビアホールと違い、料理が主役で、酒はあしらい。主客転倒は、顧客を不安にする。
どうもこのような垂直結合は、顧客にいかなる気分にさせるものなのか?
定評ある家庭用カレールーの製造元であり、それぞれのレシピに応じた業務用の製造販売を営んでいることは容易に理解できるし、そもそもCoCo壱番屋のカレーのルーは平板で特徴がない。多様なトッピングにマッチするようにできており、仕入品の得意分野である。
思うに、このチェーン店は、カレールーは副食で、トッピングが主役なのだ。
幸せなマリアージュとなり、海外への積極展開が成功するといいのですが、成功の要諦は「以上」ではないかって思う次第。
今回のM&Aを機に創業夫妻は第一線を退くのかな?彼らの倭風な経営モデルが、世界標準になるのはちょっと厳しいかもしれません。
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