2015年12月13日日曜日
人生やり直せます
英国美青年映画なるジャンルがあり、一世を風靡したのが80年代後半。
当時の美青年も、いまや・・・(苦笑)
しかし、崩れかけた美貌を「武器」にいまだに活躍するのは、ヒュー・グラント
もうすぐ還暦のはず。
彼はオスカー脚本家・・・ということで売れっ子だったのは15年も前。
プライドの高い失業映画人ほど役立たずはない。
そもそも、、ハリウッドで最大規模で企画が立てられたのは「風と共に去りぬ」のパート2
たいていは、企画書止まりで、脚本になるまでのことはない。
なったとしてもリライトの繰り返しで最後は原型を止めなくなるし、
最終段階までいけば、セリフはダイアローグ屋の手で気の利いた警句まみれになる。
まあ、脚本家なんてなるもんじゃないが・・・売れなくなればもっと悲惨。
彼がありついたのは、東部の大学のシナリオ作成カリキュラムの講師の職
やる気のないことおびただしく、
受講者は顔で選ぶ
早々に休講一ヶ月
気の有りげな女学生には早速手を出す・・・
しかし、オスカー受賞の才能は伊達ではない。
真面目な学生の脚本が、彼の心に火をつける・・・ってまあ予定調和な物語
Re-write
Re-life
脚本が書き直せるのであれば、人生だって・・・
ちなみに「風と共に去りぬ」の小説版の続編はあります。
森瑤子さんの名訳(っていうか識者によれば彼女の思い込みたっぷりな意訳まみれ)にも
かかわらず、小説的にはベストセラーですが、通俗的だし映画化狙いもありあり。
TV版の原作にはなったが、映画化は・・・ちょっとねえ。
そもそも誰が、スカーレットやバトラーを演じるだ?
ところで、映画では、主人公の15年前のオスカー作品のパート2が
映画化されそうな雰囲気なのです。
慶賀のいたりといえばそうなんですが、
そんな脚本よりも、大学の堅物なオースティンの研究家の女性は、
自伝本の映画化を願っており、それに骨折るほうがストーリー的には面白い。
彼女の願望は、メリル・ストリープに演じてもらうこと(・・・って、マジ顔で言われると抱腹絶倒)
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