2016年1月9日土曜日
喜びは半分くらいかな?
恒例のキネ旬のベストテンが開示されましたが、コンテンツに「権威」があったのは
過去のはなし。
オスカーよりも「古い」という歴史にすがっているだけで、恒例というより「高齢」のほう・・・
なもんで、論評する気にもならないが(とりわけ邦画)、毎日のブログネタに困ってますので
いささか雑文(・・・という割にはしっかりと書きますよ!)
邦画ベストテンはコメントしません(・・というか見ていないので出来ません)
年間公開本数は、低迷期の二倍。映画黄金期の本数を上回る600本強
興行収入は1200億円ですので・・・まあそんなものか。
かつては、893稼業なみに取り扱われ、映画を作るなんて言えば、女房を質に入れて・・
って言われたものですが、デジタル化を含め製作技術の進化(低廉化)は、参入障壁を下げてしまった。
これはこれで、慶賀の至りで、底辺の広さが頂点の高さを規定するというセオリーからすれば
OZU、NARUSE、KINOSITA、KUROSAWAの全盛期に匹敵する作品が
あまた輩出してもいいのですが・・・
参入が容易になっても、有能の人材が市場参加しているわけじゃないようです。
頭ごなしに揶揄しても、如何かと思いますので・・・黒木華さんの助演賞は嬉しい。
どうしようもない「部活映画」でしたが、彼女の登場シーンだけは、オーラが・・・
洋画のベストテンですが、こんなもんかって・・・
昨年度のオスカーレースの話題作が順当に並び、
世界最高齢だった映画監督に追悼の意を捧げ
600本弱の公開本数のなかで単館ロードショーでこれは!って探しだすのは結構な目利きが必要なですが
ちゃんと2本はゲット。
結果、7本まではちゃんと見てました。
残り三本は侯孝賢作品以外は嗜好が合わないから見なかっただろう。
でぇ・・・ベストワンは「マッドマックス」
蝸牛庵があちこちで持ちあげているようですが、それだけのことはありますし、
倭国の映画評論家のレベルがやっと追いついてようです(笑)
しかし、闇雲に数百本の中で選べ!って方式そのものに限界が来ています。
たまたま、選者が見ていればノミネート候補になるってことは不公平。
オスカーのように、ノミネートリストを作成し(誰がどう作成するのかって大きな問題ですが)
その中から選ぶとかしないと・・・
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