2016年5月30日月曜日
肩書は「素浪人」
大層な・・・といっても吹けば飛ぶような私企業でも、それなりの「肩書」はもらえるものだ。
別になくとも、場末のヤスモンの酒場に行けば、だれでも「社長や大将」程度にはなれるが・・・(苦笑)
そんな余計なものとは一切無縁の生活まであとわずか。
しかし、ありがたいというかはた迷惑というかなにかとお座敷を用意しますって言われると
心が波立ち・・・・はしませんがね。
それなりの大企業になると、肩書はともかくも「院政」もどきな老害が横行し、会社をおかしくするが、
そんな時に役立つのは(誰でもって訳にはいかないが、根がアカデミックだと好都合な誘惑)
それなりの学校に寄附講座を用意して、教員として送り込むこと。
できれば遠方がいい。
東京在住だと京都あたりの学校。
週一のコマでも、準備やら移動で、まず会社に口出す時間がなくなる。
どうも需要のあるところ供給有り。
昔から「名誉教授」なる存在あるいは肩書は知っていたが、いろんな事情でつらつらと調べるに
学校教育法を根拠とするれっきとした学術(栄誉)称号らしいし、名刺に書くとそれなりに畏敬してもらえる。
授与基準はそれぞれの学校で規則に定めるが、少なくとも、賤商稼業なんかに長年勤しんでいただけでは貰えそうにない。
更には「名誉客員教授」まであるらしいが、よく知りません。
お手軽なところでは「客員教授」
学校運営に関与しないし、給与の支払も必ずとも必要としないし、学位すら不要らしいので、
大抵は寄付と引き換えにこの程度の肩書はもらえる。
しかし「客寄せパンダ」としか思えず、逆にプライドに傷がつく(・・・って思う孤高の存在だって世の中にはいる)
あるいは「特任教授」って場合もある。こっちのほうが年寄り向きの肩書かもしれない。
どちらにして「有期非常勤教員」ってことです。
それ以外にも「特命教授」なるものも・・・・
まあ、人様にモノを教えるほども見識があるわけでもなく、肩書社会に冷ややかだったものが
大仰な割に無内容な肩書なんかをもっていると、晩節を汚すようなものだ。
一番いいのは・・・・
自称蝸牛庵十兵衛
住所不定
職業不詳 かな(笑)
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