2016年7月11日月曜日
当たらない選挙予想(笑)
金のかからない政治・・・なんてことを主張する輩は、信用できないと知るべき(笑)・・・って逆説からあの参議院選挙結果を考えて見ましょう。
まともな研究があるのだろうが、浅学菲才にして聞き及ばない。
従って、やっとみつけた「日本経済研究センター」の論文骨子を参考にすれば・・・・
日本の政治産業の市場価値は?
まず就労人口は40万人と推計されます。
多少懐疑的な数字ですが、議員(およびその予備軍)と彼らの私兵(スタッフ)等を合算すれば
フルタイム換算でそんなものだろう。
従って金額換算の市場規模は、人件費が主ですが、3から6兆円くらい(あまりに大雑把・・・ですがね)
日本全体の就労人口は6千万人台半ばくらいですし、
国と地方を合算した歳出の合計は200兆円らいですが、重複分(地方交付税とか)を除外すればざっと160兆円くらい。
政治が「最適な歳出の計画策定」にあるとすれば、そのために4%程度の原価(さらに公務員のコスト(予算執行コスト)がかかります)を必要としているということですが・・・・
これが民主主義のコストであり、結構な金額だということです。
金のかからない政治なんて不可能・・・とまではいいませんが、一番手っ取りばやいのは「議員」と称する連中を限界まで削減することしかありません。
だから「金のかからない政治」って嘯くあんたがバッジはずせばいいんですよ(笑)
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という前書がおわったところで、今日の本題
なんとか工学といえば、それっぽく理科系の俊才が金融の世界で活躍しているのですが、
いまや「政治」らしい。
金融工学で頭角を現せば富が得られるが、政治工学だと・・・・それは「権力」か。
権力の醍醐味は、スポットライトを浴びる権力者といわれる立場より、その黒子(黒幕)にある。
国史で例を挙げれば、鎌足とか天海とか・・・・今風に言えば、官房長官かその補佐官。
これは投票一週間前の予定原稿です。
あちらこちらの議席予測が当たるかどうかの戯言ですが、とりあえずあちこちとも大差なく、
その時点での最新版のYahoo!のビッグデータ解析の結果で代表させます。
アメリカで最先端の「なんとか工学」における日本のそのレベルがわかります。
最終議席数の増減ですが・・・
自民 +7
公明 +2
民進 ▲22
その他+13
さて、当たったのでしょうか(笑)?
高度な情報解析を必要とするようなレベルの選挙でもなかったが・・・・
アメリカンの「政治データ解析ソフトウェア」は、なかなかの優れものらしく、対立する陣営がそれぞれに一番といわれるソフトウエアを買い込む。
単純に言えば「マーケティングソフトウェア」であり、当然出来のよしあしはある。
ものの本的にいえば「行動ターゲッティング広告」といわれるものらしく、
繰り返し目や耳に飛び込んでくるうちに感情移入が高ぶり、ついつい清き一票を投じてしまう。
サブリミナル効果も知らず知らずに打ちに織り込まれているのかもしれない。
オバマの勝利の多くの部分は、弁舌のさわやかさそれ自体ではなく、
さわやかな弁舌をどのタイミングでどのテーマでどのようにアッピールすればいいのか?の解答をだしたソフトウエアによるものらしい。
最優秀な同じソフトウェアを両者が使っても、勝ち負けは必ずある。
戦国策のいうところの「盾と矛」の説話の世界ではない。
最後は「候補者」
しかし、短期決戦の選挙戦。多くのヒトザルを長期間騙せないが、短期間なら騙せるし・・・・その苦い経験は山とある。
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