2016年7月29日金曜日
改めて・・・・フレンチコネクション
たまには、ハイストリートファッションの話でもって思うのですが、
このロンドン発のセレブブランド ・・・・という割には安物ですが、72年の創業と聞いたもんで
業界的には、 FCUKって略します。
一瞬ドッキリとか(笑)
なもんで、突然に話題は、あの有名な麻薬戦争映画に飛ぶ。
71年の製作ですので、多分にブランド名に影響を与えている。
小説や映画のタイトルには 著作権が認められないといういささか納得しがたい法解釈があり、
よく勘違いをさせられる。
フレンチコネクションとは、トルコの麻薬がフランス経由でアメリカに流入していた時代の密貿易システム或いは組織の名称である。
こんな名前をブランドにするとは、まだおおらかな時代だったのですよ。
先日場末の映画館に足を運べば・・・・「フレンチコネクション」が上映中
なんだかポスターをみてもテイストが違うし、最近のフランス映画ではないか。
コンテンツとしては、同じものですが、アメリカサイドからの視座かフランスかの違い・・・でもないのですなあ。
所謂「犯罪映画」。気取って言えば、フィルムノワール
フランス語だからってことで、フランス産の犯罪映画を思い起こすようでは、プロ映画鑑賞家にはなれない。
40から50年代のアメリカン犯罪映画をフランスの映画評論家がかように称したことに由来する。
従って、フランス産ギャング映画は、フレンチフィルムノワールというのがプロの言葉つかい。
まあ、どうでもいいのですが、この21世紀に取り上げるようなコンテンツかねえって(笑)
なかなかのスタッフ俳優陣の割に、興行的には不遇だった。
フレンチフィルムノワールって、ホモチックな男の友情とか裏切りとかその辺が過度に濃密で息苦しくなる。
ファムファタール・・・運命の魔性の女は大抵登場しないし、色気にも欠ける。
受けない理由ってあるのですよ。
一部に熱烈なファンもいますが・・・・
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