2017年2月10日金曜日
当事者から文句の出ない「定数是正論」
定数不平等、言い換えれば「一票の格差」問題は、
行政府の怠慢と司法のおよび腰でいつまでたっても解決しそうもない。
民主主義の危機だとはおもわないのかなあ。
詰まる所、◯増▲減と言う「定数再配分」に拘るからだ!という卓見(明確にそう言う論旨ではないが)を目にした。
実に面白い!
有り体に言えば、最少選挙区(常識的には田舎県で全県一区)の定数を一人にして、
司法の許容範囲程度に定数をばら撒いていく。
県を跨がる合区は住民感情的に拒絶感があり、その配慮。
憲法上は国民の代表であって地域住民代表ではないとされるが、民度がそのレベルなんですよねえ。
限りなく小選挙区制度の追求は辞めて都市部は中選挙区になるが、選択肢の拡大は
望むところである。
当然議員数は増える。
しかし、人口比での議員数は先進国比較で半分程度らしいので、
倍くらいまでの余力がある。
よくしたもので、歳費等は倍くらい要しているから平仄があう(笑)
つまり、報酬は半分。
問題は、本会議場のスペース。
参議院は、何故か定数の倍近い座席があるから問題はないが、
衆議院は、まず余力なし。
座席幅を狭くしてもいいが、工事費もかかりますから、
シルバーシートのみ用意し、新人議員は立って頂く。
会議には、スタンドアップミーティングとシットダウンミーティングの二種類があり
性格上委員会は後者だが、本会議はその必要がない。
最大の課題は、量に見合った質の担保。
しかし、今でも出来ていないのですから心配してもしょうがないが、
報酬が半減すれば、今以上に酷くなるかも。
実のところはあんまり心配してません。
再配分か倍増か、、現職に選択させればいいのですよ。
どういう反応か?ワクワクしますねえ(笑)
三択で、歳費等倍増で定数半減案(蝸牛の推奨案)もありますが、これは実現性がない。
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