2017年2月21日火曜日
プロ映画鑑賞家達はなにを選んだのか?
オタクの権化のようなマニアが選んだ2016年度のベスト映画(洋画邦画アニメも一緒くたで、約70名のメンバーによる)のリストが
送られてきました。
以下第一位から・・・
1)この世界の片隅に
2)シン・ゴジラ
3)ハドソン川の奇跡
4)湯を沸かすほどの愛
5)スポットライト
6)サウルの息子
7)キャロル
8)怒り
9)ヒメアノール
10)ブリッジ・オブ・スパイ
案外にオーソドックスです(笑)
洋画と邦画のバランスは半々・・・・昨年は、洋画が7本でしたから邦画の大健闘!
ベスト10までにノミネートされた作品が170本程度ですが、圧倒的に数は洋画が多い。
プロモーションの差あるいは力のかけ方により、対象となりうる邦画は集中し、洋画は分散する傾向は否めない。
うち半分の作品は、投票者が一名しかいないところがマニアックの証明でもある。
したがって、総得票ではなく「平均点」ランキングという見方をすれば・・・・(一人得票を除く)
海賊とよばれた男
PK
リリーのすべて
マジカルガール
ケンとカズ
葛城事件
FAKE
山河ノスタルジア
いずれもが「平均点が7.0超」です。
かなり景色が変わりましたが、趣味がきつくてなんとも言いがたい(苦笑)
ちなみに、蝸牛の選考結果は・・・・(邦画とアニメはいつも除外しますが)
ベスト10ランクイン作品は一本だけかぶっています(一本しかかぶってませんというべきかな?)
16位の「ボーダーライン」を10名もの審査員が投票しているのはちょっとびっくり(通好みな大衆作品だということ)
蝸牛のベスト上位4作品は、蝸牛のみしか選んでいません(いくらなんでも傾向的過ぎたか?)
なお「ワースト映画」のランキングもありますが、ワーストワンは「バットマン対スーパーマン」
これには素直に賛同。
よくしたもので、ベストとワーストの両方に名を連ねることが多いのですが、さすがにベストランキングには登場しませんし
この世界の片隅のほうもワーストには登場しません。
こういうところが「見識」ということでしょうか。
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