2017年3月5日日曜日
たかが八億円ポッチで・・・
ビッグネームも含め魑魅魍魎が跳梁跋扈する割には、たかが八億円程度の土地。
もっとデカイ国有財産の処分には闇の中で一体何が行われているのだろうって、思ってしまう。
財務省によれば(評価方法は未詳)国有財産の総額は百兆円だそうです。
多分ですが、根拠もなく感覚的に言えば簿価のような気がしますし、減価償却は分かりません・・・
道路や河川等は除外されてます。
過半が政府出資金で、土地は20兆円くらい。
国有財産法によれば、国有財産は、換金流動性に乏しい行政財産と普通財産に分かれるが、後者がザッと三割。
まあ企業と同じで有形固定資産やら無形固定資産とか雑多にあります。
基本、最終的な管理の総括は財務大臣ですが、各所管大臣に管理と処分が委ねられている。
国有財産の「処分」・・要するに払い下げですが、歴史的に物議をかもさなかった事の方が珍しい。
九十九商会、後年のNYKですが、台湾出兵で政府御用の看板を背負い、西南戦争で物資回漕でぼろ儲け
その後、30隻あまりを120万円で買い取ったようだが、価格の妥当性はなんとも言えない。
結果として、海運日本の基礎を作った訳だから、別に目くじらたてなくてもねえ(笑)
そういう例は他にもありますが・・・すべからく天下国家に貢献したわけでもない。
山城屋事件のように、払い下げでは無いが、国庫からの貸付金を相場で空っけつにしたりって
よくぞまあ・・・
今の感覚だと、GPIFの運用失敗です。
国家収入の1%が消えたそうですから、元勲政治家の幾人かが腹を切ってもおかしくはなかったが、
事はうやむや(そう騒ぐような金額でもなくこの程度の無駄使いはいまだと日常茶飯事)
中堅官僚のトカゲの尻尾切りで終わったようです。
国家財産であり、国民全体の財産ですから、一部のヒトザルに利得を生じさせる事はよろしくない。
一方で、民間の活力を利用してより有意義に使って貰えるならそれに越した事はないので
高く売りつけるだけが能ではない。
国政の貴重な審議時間を週刊誌の受け売り記事で追求するなんて時間の無駄だし、
とっとと、手続き的に正当性が確認できないので契約の白紙撤回で幕引きをすればいいのよ。
そのかわり、国有財産処分に関わる国政監視システムを制度的担保をとって早期に作る方が
よっぽど気が利いている。
細かい契約交渉に国会が出張っていくのは不経済であるが、爾後の国会の譲渡承認決議を停止条件とする売買契約にしておくと
少しは緊張感が高まる。
その他、色んな仕掛けを組み込むことも可能だ。
そうすれば、異例な手続とか異例であった経緯メモが消えて無くなることもないだろう。
そういうことの言質を取っていくのが責任野党とやらの責務だと思うのですがねえ・・・・
ちなみに、このナンチャラ学園のウエッブサイトを初めて見ましたが・・・・
ハッキリ言えば胡散臭い。
政治家とか・・・有名人の交流を得意げに壮語するのは、お里が知れる(笑)
ーーー以下創設者のプロフィールだとか
大阪市港区に生をうけ、戦争の時代、幹部候補生として、
戦後、人材の育成のため、珠算教育に情熱を注ぎつつ、後世の日本国の為に、幼稚園を設立し、地域教育活動に 邁進し、
幼保一元化の先駆けとして周囲の期待にこたえて保育園を設立。
藍綬褒章、旭日章を今上陛下より下賜。
平成7年1月7日検査入院中の府立成人病センターにて死去。
園葬には、中川和雄大阪府知事(当時)、西尾正也大阪市長(当時)より弔辞をいただき、
政官界をはじめ2000名を超える人々に送られた。
生前の言葉、昭和天皇陛下の大葬をテレビでみつつ「わしも雪の降る中、見送られるのかな」その言葉の通りとなった。
大正15年~平成7年、天下の為、駆け抜けた人生であった。生前、恩義を受けた人々も多し・・・。
全国学校法人幼稚園連合会組織委員長として全国を飛び回り、
そして、大学、高校、中学、小学、幼稚園に至るまでの学校法人に対する経費助成に尽力を尽くした。
皇室(昭和20年代当時)高松宮殿下と親しく懇意にされ、田中角栄首相をはじめ中央の政界人人脈は太く、
持ち前のバイタリティと緻密さにより幼稚園を第1等の幼児教育機関として認知させた功績は大きい。
日本珠算連盟における功績も、珠算8段の達人で当時の佐藤栄作内閣総理・・・(気分が悪いので以下略。)
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