毎年の四月一日のネットエッセイの素材は「万愚節」にしようと思っていますが、
そうそう新機軸が出せるわけじゃない。
去年は、仏教の十悪、その前は四月のサバ....
それが何故にエイプリルフールかはともかく、結構苦労してます(笑)
で、今年ですが、歳の始まりに因み、何で世界的にも珍しい「四月始まり」なのかという話。
結論を言えば簡単で、桜華の魔力に農耕民族のライフスタイル。
根拠があるわけでもないが、座りが良いと言うのも大事なのです。
太陰暦よろしく、年の初めに花が咲く。
そろそろ田作りの準備でもはじめるかな?って。
何かにつけてグローバルスタンダードと言うが、己の基準を世界標準にする努力を怠る
西洋価値観迎合主義に過ぎない。
要は「年度」とは使いやすいサイクルであるのがまずもって、合理主義。
農作物なんかは、ハーベストシーズンに合わすのが常識であり、
古米とか新米はその年度基準による。
最近の企業では、官庁が先鞭をつけたのか「事務年度」とも思しき人事発令が行なわれる。
3月決算期企業の取締役改選株主総会は六月末。
解職役員は三月末で引導を渡され、正式解任は六月末頃の株主総会。
新任者はその三ヶ月がテイクオフ期間。
7月から即スタート!
お仕事の停滞期間を長期化させない効率的なやり方です。
別に国家会計年度基準に合致させる事もない。
江戸時代の私塾や寺子屋は通年入学、卒業だった。
明治の頃もバラバラで、いつしかお上に習って今に至る。
就職協定に規範力がなかった時代の青田刈り。
競争校よりいい人材確保にはなんでもあり!
実のところ、年度基準がバラバラな方がお仕事の波動性を吸収し、
平準化になり、効果的である。
もっとも決算期の時間差を悪用したチャレンジには監視の目を
ひからさないとねえ。
何事にも光があれば陰もできます。
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