2017年12月11日月曜日
国際文化交流「学」なるもの
名の通った大学ですが、かような学部があるそうです。
三つの熟語はこれ其々に意味深いが、重ね合わせて「学」と言われれば....
そう言う以上それは構造化された知の体系である。
一体何を学ぶのだろう?
この大学のウェブサイトによれば、
国際文化交流教育
グローバルな視点を深め、異文化理解を進めるために(中略)
さらに国際文化交流の基礎となる日本の伝統文化や生活文化についての
演習形式の科目を多数設置しています。
具体的には「伝統文化演習」があり、
日本の伝統文化をより深く学ぶ...ということらしい。
具体的には、
書道
華道
茶道
香道
有職故実
揶揄はしませんが、かなり絶句驚愕(演習科目の一部か全部か不明)
国際交流ではプロトコールの大切さはいうまでもないが、内面的な伝統文化への
理解なりリスペクトはさらなり。
バイリンガルは当たり前とは言え、発言の中身がないなら
喋れない方がまだマシ。
その意味で倭の伝統文化を実感させることは有意差大である。
まあ、カルチャーセンターと何が違うって気もします。
つまり、倭の伝統文化を理解するエレメントとして
これらが必要かつ十分か?という事。
たまたま講師の目処がついたからカリキュラムに入れたって気もします。
香道は文化の真髄だと思うが難易度が高すぎる。
有職故実にいたってはフリガナを振ってましたなあ(^.^)
十二単衣を着こなすらしいが、浴衣は兎も角色留袖くらい自分で着れるのが
先決。
天下の素浪人を満喫してますし、宮仕えなんか二度としないし、
なんらの肩書も欲しくない。
しかし、カリキュラム編成権をくれるなら
手弁当でやってもいい。
例えば
世界文化遺産なる三つの芸能の相互関連性を踏まえての
ギリシャ悲劇との比較論
倭人の精神性の基層である三教(儒 仏 神)の相互依存性と
神話の成り立ち
和食美礼賛
三道(茶道、華道、書道)一体による茶席段取り
極め付けはなんちゃって、大和撫子の最高のたしなみ「戦車道」(^.^)
ちなみに、阿蘇村智子さんはこの大学でプロトコールの講座を
お持ちのようです。
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