2017年12月6日水曜日
コッポラは映画も作っていた(^.^)
イタリア系アメリカンですが、映画芸術界を席巻しそうだったファミリー。
しかしご先祖は、ワイン農家だったよし。
ゴッドファーザーの大成功で、結構財を成したと思いますが、
その後はハズレの連続で、破産もたびたび。
結局は映画ビジネスは諦めて当人は祖業にカムバック。
コッポラワイナリーって、まあ中級です。
高級シャトーを買うだけの資力がなかったんだ。
が、蝸牛のデイリーワインとしてはチョットお高い(^^)
しかし、娘さんはまだショービジネスで頑張ります。
映画人としての才能は...多少ないし相当に疑問符なんですが、
どういう訳か、オペラの演出!!
舞台はローマ歌劇場。
出し物はラトラビアータ(椿姫)
なんとも凄い!(限定上映のライブビューイングだったことを悔います)
なんとも映画的、、、つまりエッジが効いて劇的なのです。
特段エキセントリックでもないが、今までの中で一番スリリング!
誇らしげに言うほど見た回数多い訳ではないが、金メダルクラス。
ここんところは?(第三幕ですが)...ってないではないが、それをいじれば
ベルディが化けて出る?
しかし、オリジナル台本では、道を外れた娼婦は困窮の中で野垂れ死するものであり、
最後にアルフレッドやその父に見送られるような幸せな死に方は
検閲では許されなかったはずだ。
いつもおもうんですが、最後のカーテンコールも舞台の一部。
結構見せます....とは後知恵です。
なんちゃって最高かつ空前絶後はこれ!!しかない。
大胆に言えば、今やオペラよりもミュージカルが上かもしれません。
まあ、ソフィヤコッポラ演出って枕言葉がなければ、
わざわざ寒村陋屋から遠路脚を運ばなかったかもしれませんなあ。
興行師の策に引っかかり...でもまあ良かった(^^)
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