毎回ハズレてますが、それは作品賞。
長編ドキュメンタリー部門は結構当たるのです(^^)
しかし、今時点ノミネート作品すら決まってませんが、確実にノミネートされます。
所詮はアカデミー賞は身内のジャレ合い。
歴史的には、シネマとは「無声」であった...って虚構なんだわ!
映画芸術は優れて資本主義的ですから興行が全て。
製作時点で音声はなくとも興行時点では「音楽」は不可欠
何処の劇場でもオルガンかピアノはあったらしい。
理由は簡単で当時の映写機の雑音消し(^^)
当然ながら複数効果を狙うのが興行師の腕
場面に合わせた演奏を強います。
つまらんシーンでも音楽でその気にさせますし、
感動シーンはより感動的に。
ローンレンジャーの登場シーンにあのウィリアムテル序曲が無ければどうなる?
ETもJAWSもあの印象的な旋律。
優れて短いモチーフが観客の脳髄に浸み込めばシメたもの。
コカインよりタチが悪い。
SWのテーマが流れれば愚作とわかりつつも劇場にあしを運ぶ。
特段批難はしていません。
映画音楽とはそういうもの
映画という映像芸術の足らずまいを補完するのが音楽の役割
ちょっと特殊な音楽形式かもしれませんが、化石化したクラシックより
ましだと(非難を恐れずに言えば...だってはるかに創造的)
しかし、最近はアトラクション型ですから...4DX
ここまでくれば芸術形式としては堕落だ。
なかなか見せるドキュメンタリーです。
有名な映画音楽家があまた登場し、あの名画と名音楽の秘密を語る。
プロ映画鑑賞家が見逃すはずがない(^^)
しかし、場末のひっそり上映は芸術に対する冒涜ですなあ。
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