世に言う文豪なるものがイケメン化し異能力でバトルする
アホたらしいコミックらしい....が、映画化されるんだって
蝸牛庵の定義だと映画とは言わない!ってことはさておき
歴史上の偉人や有名人が探偵化したり超人戦士になるお話は
ファンタスティックだ。
出来栄え次第だが、大層なものができた試しがない
ひたすら興味はいかなるキャラクターを使ったかにしかない。
原作は明治以降の著名文士の棚卸し...らしいが、
ところどころにマニアックだから始末におえない。
映画版だと(公式サイトの掲載順)
中島敦
泉鏡花
太宰治
芥川龍之介
中原中也
フィードル D(ドストエフスキーの作品に由来)
澁澤龍彦
これはなんとも...倒錯、頽廃、耽美
そそると言えばそそるのですが、何故に理知的な中島が?
彼の中短編は、近代文學史の白眉
幸いにして筑摩か岩波の文庫一冊に収まります。
李陵
山月記
牛人
名人伝
実に素晴らしい
あとはズラリと傾向的に連なります。
澁澤龍彦は、数少ない全集を買ってもいいかな作家ですが、
あとは...
泉に太宰は読んだことありません。
芥川は全集を買ったことを多少後悔してます
中原は女たらしとしか思えない(多少羨ましくも)
映画館でみたポスターだけでここまで駄文が書けるのも
才能の片鱗かな(^^)
なんにしても、漫画喫茶で原作本を眺めてこよう。
最近の漫画は「養い難き連中」にはもったいない教養派もあったりします。
案外かも...
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