2018年4月6日金曜日
標榜医....って?
過日から突然の背部激痛。
眠れない
寝返りが打てない
起き上がれない
これは膵臓癌のステージナンチャラ....だと(涙)
遺言状を読み直し補筆し、水盃で寒村陋屋を後にして
今年の桜はどうでもいいが....牡丹は見ずに終わり、
彼岸の迎え火の頃に帰るとするか.....
なんて悲劇的に考え喜劇的に振る舞い...
なんかよく分からないが、近くのペインクリニックとやらを
紹介された。
懸念のうたがいはなく、原因不明の腰痛らしいです。
さてそのペインクリニックとやら、
行列、それもジジババばかりの大行列で、
出会いも楽しみも何もない。
看護師も日頃からスタイリッシュな患者に飢えてるみたいで
気味悪いくらいに愛想が良くて、
背筋が寒くなる季節にはまだ早い。
毎度の浅学菲才を曝け出しますが「標榜医」なんて
始めて聞きましたよ。
そのペインクリニックの看板に書いてます。
専門医や認定医は多少の雑学程度の知識はあるが、
別に斯様な肩書がなくとも医師業は出来るそうだし、
有り無しでドクターの腕前に差がある確信はない。
この辺りの知見を教えてくれたのは、某ヤクザ医師(薬剤師じゃない)
以下は彼の意見ですが、彼は相当に酔ってましたし、
蝸牛庵は更に...記憶も曖昧ですが、かいつまんで記憶を頼りに...
ある種のヒエラルキーで、登録医、認定医、専門医とかなんとか
ハマチがブリになっていくらしい。
別にブリだとなんでも美味いとは限らず
指導医といっても神の手の持ち主じゃない。
知る限りで神の手の外科医は、大門未知子とブラックジャックだけ。
所詮は認定利権で私腹を肥やそうとする学会ボスの策謀による制度設計
そもそも、ブラックジャックは無免許。
大門未知子ならば、あの性格からしてそんな肩書を
欲しがるはずがない。
まあ大半は個人的なハスに構えた見解らしいから...
しかし、名医かどうかの物差しはどこにもないし、
雑誌のランキングなんか、食べログ程度の信憑性。
食い物ならその程度でもいいが、命預ける以上は....
やっぱりハマチより鰤である。
肝心の話を忘れていた。
医師免許さえあれば、理屈上診療品目は無制限だそうな。
開業したら看板に医療法で表記が許されている診療科目を
なんでもかんでも書きまくってもいい。
実際上は、専門特化されてるように看板をだしてます。
ところが、麻酔科医だけは専門独立性が高く、
かなり難度の高い訓練を終了していないと、看板が出せない。
だから「標榜医」と胸が張れると言う理屈だとか...
だから城之内博美さんは、胡瓜のように冷静で腕前がいいのだ。
長々と呑んだくれが説明した内容で疑問なく得心したのはこれだけ。
おかげさまで、標榜医さまの神の手が
激痛から解放してくれました。
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