2018年5月1日火曜日
変革のさまざま
体制が行き詰まれば、誰だって変革を考える。
何もせずに座して死ぬ....という選択も事例もあるが、
潔いのか単に無為無策なのかはさて置く。
国際環境が急変し、宗主国(清国)はあてにならず、
馬鹿にしていた東夷の島国がいらぬお節介をしてくる。
後世侵略的になったが、最初は善意
開国改革により、相携え富国強兵政策により西洋列強に
伍していこう。
さりとてどこにでも有るが...
更なる復古主義で体制の締め付けを図る旧守派。
なんせ長い歴史に育まれた強固な思想勢力の力は強い。
なんでも反対!ゴマメな野党程度ではない。
一方で、開化派も一枚板ではなく、
従清国派
親日本派
連露国派
派閥はどこにでも有るが、最大の問題は
李氏王朝に情熱も判断力も責任感がない。
不幸な地政学のなせる技やら様々な要因から有りげな事。
この頃の日本外交も支離滅裂で稚拙としか思えない。
巧妙に立ち回っても、半島の支配権あるいは影響力を巡っての
後々二つの戦争が回避出来たとは思えないが、
多少歴史は変わったかもしれない。
返す返すも、維新の功労者達の暗殺は残念なこと。
上手く立ち回った二流どころばかりが多くなると
失政も増えます。
なんにせよ、親日クーデターは失敗。
単なる宗主国から植民地支配者となった清国との
戦争は不可避な状況となった。
O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.
Reinhold Niebuhr
敗者の歴史を調べるにつけ、毎度の嘆概。
智慧、勇気、冷静さを民族レベルで失った結果を我が身として
知っているが故に、
同じようなざまをみれば、言葉を失う。
加害者の分際で...などと言われるいわれはない。
日清戦争で清国が勝てば、清の属国
日露戦争で日本が負ければ、露国の植民地
不毛究極の選択肢であり、どれが一番マシだったかを思えば....
それでも、日韓併合が最悪だと言うでしょう(^-^)
仮定の世界だから、何が正解か?論じる意味はない。
しかし、何故自主独立近代化が出来なかった位は
冷静に検証くらいはするものだ。
倭奴が悪い!
ただこれしか言わないことを「思考停止」と言う。
ちなみに、日本国と韓国の合併は、合法的な手続きに従って
行われています。
後から不法とかなんとか盗人猛々しい。
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