2018年5月14日月曜日
ユーラシアのこと或いは....
民族なり国家なり大別すれば
定住型
移動型
に分かれる。
優劣濃淡はさておき、定住型優位に歴史は語られてきた。
歴史は書いたもの勝ち、言ったもの勝ち
遊牧民は何故か寡黙なのです。
まあ、じっとしてれば、秋の夜長に暇だし、
なんか記録にとどめようかなんて
気にもなったのだろう。
しかし、歴史の葛藤は、異質なものとの遭遇なり衝突で生まれる。
遊牧でも漂泊でもいいけど、歴史を動かすのは彼らである。
最近、税制を考えるに間接税優位が望ましいと思うようになった。
ある意味で直接税とは定住民相手の税制である。
国家統治の巧拙は税制とその担保力できまる。
ロクに民草を捕捉できない後進国では直接税なんか成り立たない。
関所をつくり関税を召上げるのが一番手っ取り早い。
実のところ、ODAなんて言えば、ハコモノつくりだけと誤解もあるが、
さにあらず。
税関システム構築のため、結構な人数が支援のために派遣されてます。
グローバル化とは、反定住型と同意義です。
軽減税率なんて愚かしい事は一切やめて、広く浅く
満遍なく吸い上げるのが一番。
なにかと批判の多い消費税
どうして不満なのかよく分からない。
所得税を誤魔化しているに違いない893や宗教法人、同和にも
公平に課税される事が悪なのかねえ?
そもそも所得700万円以上が所得税の七割を負担しているんだわ。
ロクに税金も払っていなかったくせに、消費税となると
不公平だと?
まともな統計がないが、所得が多いと消費も多いのですよ。
間接税とは言え、累進課税は働くのです。
まあなんか不満解消策も政治的に必要ですから、
低所得層向けにフードスタンプでも配ればいいのです。
お産に課税はおかしいとか新聞のような知性に課税は不当とか
喧しいから用途はなんでもあり...でもいいけど(^-^)
かのモンゴル帝国の税制は、地方税はさておき
消費税(売上税みたい)だけ。
税率は3パーセント。
あとは、塩の専売から生まれる利益だけだったそうな。
実は後者が遥かに大きかった。
漢帝国以来、伝統的に塩の専売が国家財政の柱でしたから
その路線を強化踏襲したようです。
つまるところ、間接税だけが国家財政を支えた。
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