2018年5月3日木曜日
番外編・日帝35年植民地支配の「悪業」
千年たっても拭えない民族の「恨み」とは斯様な事なのです。
清国やロシア帝国ならまだましだったと夢想しつつ
倭奴の理不尽さに怒りの鉄鎚を!?
南アメリカの先住民の人口は、推計で七千万人だったとされます。
スペイン等の植民地支配の結果百年余りで一千万人になった。
半島国の人口は、
1910年 1300万人
1944年 2500万人
不思議な事に圧政のなかで人口が倍増しています。
近代の太閤検地ともいうべき、大規模な土地調査により、
大規模な土地収奪がなされた(と教科書には書いているらしく...)
最終調査結果によれば
全体 442万町歩
朝鮮人保有地 391
日本人保有地 24
総督府保有分 27
大規模な収奪とはこのような事を言うらしい。
植民地支配での農業は、換金性作物への強制転換が常態化し、
主食産物は輸入に頼る飢餓輸出
半島国の米作高は次の通り
1910年 1000万石
1932年 1700
1940年 2200
因みに、インドネシアは耕地の半分が、珈琲、砂糖黍、藍の
強制栽培地になりました。
インドが、紅茶と罌粟だらけになったのは言わずもがな。
通常、一石がヒトザル一人を養いうるとされますから、
平仄があう。
民度のバロメーターは先ず持って識字。
民草に知恵つけるとろくな事はないわけで...
1910年の識字率 6パーセント
1943 22
成果は微妙ですが、 初期値には驚愕。
世界に冠たる表音文字がまったく浸透していなかったと言うことになり、
総督府が宣伝啓蒙したのだ!
なんにしても、植民地支配とは収奪によりぼろ儲けが出来るのが
当たり前なのですが、
35年間で、累積赤字が当時の貨幣価値で18億円弱
かなりな過剰投資だったようですが、
経済効果は大きくて、一人当たりGDPは毎年度4パーセントの
伸びを示したそうです。
どうもこの辺りの定量的データのヨミが悪くて...
ムシル君じゃなくてミツグさんだった程度に留めてください。
ここまでやって恨まれると、普通は「犬畜生なみの忘恩の徒」と
いうのですが、お人好しなのか、人間が出来ているのか...
以徳報恨(徳を以って恨みに報いる)
戦後賠償も変な話だし、あの従軍ナンチャラにいたっては
ここまで来れば、只のお人好し。
そもそも戦争をしたわけじゃないから、賠償責任なんか
あるわけないのよ。
たしか、英国はインド撤収の際には、残留資産はインドに買い取らせたはずだ!
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