2018年6月1日金曜日
More と Never
入ってくるマネーはもっともっと
出て行くマネーは、絶対に(嫌)
大富豪の性癖とはそういうものらしく、あちこちの逸話を読むに
似たようなもの。
加えて、カネが出来ると名誉や地位が欲しくなり、
最後には美術館なんかに湯水の如く財を注ぎ込み、
一端のコレクターを気どる。
しかし、ゲティのように孫の身代金支払を拒絶し、
美術品の購入に小切手を切る...となれは、いささか理性を疑う。
最終的には要求額を値切り倒して、雑損控除枠を最大限に活用して支払い一件落着。
ゲティ家の身代金
完成後に主演男優の醜聞で、公開ができなくなり、
代役を立てての再撮影となった。
追加製作費がざっくり一千万ドル強。
二割は高くなったと思われますが、何故かような決断に至った
リドリースコットの思考回路に興味がある(^-^)
ググれば、映画製作者の使命感だとかウンチャラ書いてます。
実際のところ、映画保険の約款問題ではないか?と疑っています。
まずもって資金が集まらないと映画が作れない。
製作が始まればトラブルの連続。
ポールウォーカーのように事故死しちゃうと撮影は頓挫。
やっと完成しても興行でコケることもある。
リスクのあるところ保険あり!
カスタムメイドの新種保険の登場です。
人的損害補償(撮影中のスタッフの怪我)
物的損害補償(セットが台風で壊れた)
第三者賠償責任(ロケの見物人の事故)
費用損失補償(興行の中止)
どの付保範囲で付保金額をどうするかはリスクとコストの兼ね合い。
保険会社が引き受けないから製作中止もあり得ます。
主演が製作途中で死亡したため代役で撮り直し...
は、事前に想定されるリスクの範囲ですが、
今回のような、ケピンスペイシーのセクハラ事件により、
映画公開の中止を余儀なくされたなんてどうなんですかねえ
物理的に公開出来ない訳ではないが、
強行した場合のダメージは計り知れない。
想像ですが、保険の付保範囲だったのです。
あとは、高齢のクリストファープラマーが突貫撮影に耐えられるかどうか。
チャレンジは成功しましたが、
それが、興行成績に結びついたかどうかは.....
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