2018年7月24日火曜日
ジャック・ウェルチは晩節を汚したか?
ダウ銘柄からGEが外れた...違います! 外された。
つい先日のこと
二十年足らずで時価総額が数分の一にまで劣化
エジソンをファウンダーとする名門企業
二十世紀末では超エクセレントカンパニーと言われたが、
メッキだったのかねえ。
世紀末の二十年間、CEOとしてGEの繁栄を演出したのが、
ジャック・ウェルチ
二十世紀最高の経営者だとまで言われましたが....
まだご存命のようですが、この惨状へのコメントが聞きたいものだ。
GE凋落の元凶は、ジャックの後任CEOの経営判断の失敗だと
されます。
しかし、後継者指名にジャックがどの程度影響力を行使したのかは
判りませんが、社長の最大のお仕事が「後任の選択」だと言われますから
ジャックは最後の最後に大失敗をやらかしたのです。
ジャックの手法として絶賛されたのが
リストラクチャリング
ストレッチゴール
世界で一番か二番になれる事業だけを残すために
事業の絶えざる入れ替え
つまり、事業ごと売り飛ばされるあまたの社員になるか
一番か二番になる為に苛烈な目標達成を強いられる社員になるか
社員を大事にしない風潮の濫觴みたいな会社だったと
言うことでしょうか?
しかし、ジャックの名言集をみるに社員愛の塊です。
信じたくはないが、偽善者でもあったのかもしれません。
倭国にもウェルチ教徒が大量発生し、表面だけをなぞった
経営で会社も社員の幸せになった例は聞き及ばない。
不幸な例は....かつて「東京芝浦電機」と呼ばれた会社。
確からしく言える事は「一将功なり万卒枯る」ということ。
鶏口となるも牛後となるなかれ...という語義の本質とは
そういうことなのよ
下っ端の手柄は上がさらっていくのは世間の常。
勝ち逃げってことも大事です。
適当なタイミングで逃げないと老醜を晒します。
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