2018年9月17日月曜日
ひとは永久欠番
人々が忘れても、見捨てても
宇宙(そら)のなか
ひとは永久欠番
この曲もあの「糸」のように、いつか皆んなが歌い続けるだろうって
本当にアタシは「歌姫」には甘くて優しくて...
主人公の瀬川プロのエピソードは知る人ぞ知る。
藤井なんとかクンも凄いが、藤井くんは若くて、瀬川さんはお年寄り
倭国の理科系のベストアンドブライテストの予備集団。
それが将棋の奨励会
この世に将棋がなければ、ノーベル賞やフィールズ賞あるいは
アランチューリング賞は、倭人がもっと貰った筈だ...と信じて疑わない。
将棋指しのプロの世界は厳しい。
予備軍の奨励会に入るのさえ難しい。
プロを志して...四段になれるのは百人のうち二人か三人。
有史以来、女性は居ない。
この世界には、性別の概念がない。
女流棋士はいますが、あれはプロ棋士ではない。
里見女流が唯一可能性があったが、すべてを捨てて奨励会一本ならば
..しかし彼女にはそこまでの勇気がなかった...
あるいはシガラミに負けた。
加えて、年齢制限....26歳までに四段になれないと永久追放
里見さんも制限年齢を超えたはず。
ガキの頃から将棋漬けで、普通だと人生の入口で、
アンタノジンセイオワッタヨ
なんとも残酷。
まあ、天才の手前ですから、気持ち切り替えると
理数系の職業くらいお茶の子さいさい
瀬川棋士も大学に行きシステム技術者に転身。
しかし、夢忘じがたく....再チャレンジ
予告編だけで涙腺崩壊は、極私的プロ映画鑑賞家にはあるまじき
失態(^^)
まあ、泣くようなはなしでもないが、
中島みゆきさんの「永久欠番」が、唐突に頭に浮かんだのですよ。
誰しもが、意味のある人生を送るのだって
もっとも、心がけ次第ですがね
ちなみに昔は面倒なルールが無くて、実力があれば、
誰でもプロ棋士の仲間入りが出来たらしい。
故人ですが、花村元司八段
賭け将棋指しとして無類の強さ
特例の採用試験でも、プロをなぎ倒し五段としてプロデヴュー
もっともスイスイと勝ったわけでなく、
形勢不利ともなれば....
ナンボかのせませんか?
賭け将棋やないとチカラがでまへんねん
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