今年だか来年ごろから「道徳」が教科として子供さんに
教えるようになるらしい。
教科として教えると言うことは
指導要領(マニュアル)がある
教科書(ガイドブック)がある
履修評価(成績)をする
と言うことですが....一体誰がするんですかねえ。
文科省、教育委員会、教員のいずれを見ても、
磐石の信頼には程遠く、
かく苦言を呈する大人たち自体が分かっているのかなあ?って
不毛のイデオロギー論争のネタにされるだけの不幸な教科に
なるだろうと思うと、サイレントマイノリティであっても脱力を感じる。
そもそも「道徳」なるネーミングセンスが宜しくない。
かつての「修身」は物議をかますから論外だが
倫理
規範
その他適語はいくらでもありそうだし、中身はもとより
包装紙も大事である。
お子様やお孫さんの勉強を観てあげようと考える
奇特な大人たちへの「指導要領」をある方に紹介された。
毎度の詭弁に益々みがきがかかりますよ...と言うことはさておき
真面目な大人たちへの平明簡潔なガイドブックである。
大人の道徳(西洋近代思想を問い直す)
多少大胆に言えば、かの教科はこの古川雄嗣氏の著作を
子供さんのレベルに合わせて咀嚼し
使用すれば事は終わる。
しかし、それが学習指導要領に合致するかどうかは
甚だ疑問ではある。
斜め読むにここの文意は真っ当であるが、
文章の塊として読めば、合成の誤謬!
大仰に言わずとも、忠ならんと欲すれば孝ならずとは
古くから知っている事である。
その折り合いをうまくつける事こそをまなぶべき。
to be continued
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