2018年9月2日日曜日

セレブの生き方




ムービースターが年間にこれだけ稼ぐとはなあ!
統計上の異常値を排除する為に単年度の上位十人の合計値を示せば....

男性 590億円
女性 190

江戸時代の千両役者なる表現は、今風だと稼ぎが一億円!という
感覚であったそうだ。
その比較に於いても市場の地球規模化と歩合制の導入で
当たれば一攫千金な職業となったようです。
しかし、浮き沈みの激しい世界のこと。
来年もそれだけ稼げる保証はない。
入るものが多ければ出ていくものも沢山。
使い道が解らずに過度な浪費やらで身を滅ぼす事例も数多。


因みに、最近のベストワンはこの人。
アレコレ出ずっぱり。
ボストンの不良がここまでのし上がるとは(^^)
苦労やら精進を重ねたってことは、YouTube見ても判ります。



坂道を登るのは、汗を流し不退転の決意とか普段の努力が欠かせないものの
言って仕舞えばそれだけのこと。
むしろ頂点を極めた後の所作の方が難しい。

その道に今後とも君臨するのであれば、気持ちとしては「辿り着きて未だ山麓」
あの豪放磊落な升田幸三棋士の名言。
大山康晴さんの言葉なら面白くもなんともない(^^)

この言葉は、当時の主要全タイトル制覇した時のコメントらしい。
その後二十年あまりA級順位戦グループに君臨したまま引退。
その間の勝率は、羽生さんをしのぐとされる(数字の確証が不安なので推測)
七割の勝率とは、未曾有らしいです。


いまひとつの生き方は「転身」
しかし、NBAの超スーパースターでもベースボールの道は険しかった。
という事なんだから、お手軽な第2の人生は「政治」

マックスウェーバーの「職業としての政治」

多少異論の向きはあるが「政治のために生きる」より
「政治によって生きる」システムの方がまだマシと彼は言います。
それはまあ致し方ないとしても、職業政治家にとって必要な資質

情熱
責任感
判断力

を具備する事は前提条件以外の何物でもない。
しかしながら....というところが、なんとも言えず哀しい現実。

升田棋士は政治力にも長けていたようで、出馬を勧められた事があるらしい。
曰く

その道の本物は政治を目指さない。

確かに、参議院(或いは衆議院)という名の「養老院」の有様を見れば分かる(^^)
所詮主権者のレベルがその程度だという事ですが、

市民目線を国政に!
若さという清新さを国会へ

とかなんとか、早い話が素人がやる方が政治にとって良い事だ!と
訴えれば共感する有権者がいるということだ。

アホかいな(^^)
ウェーバー先生がおっしゃる通り政治なるアートは素人が出来る代物じゃないのに。

--------------

一流でない俳優が一流のプレシデントになった例はあります。
しかし、一流の映画人にその例はない。
クリントイーストウッドが、カーメルバイザシーの市長を
務めていますが、これは事例にはならない。
この街は、特殊な街で、彼は芸術村の村長をやったようなものです。
市長とは言うものの人口は四千人程度。

0 件のコメント:

コメントを投稿