2018年10月19日金曜日
オンナだってつらい....んだろう
ズットナー
ブリクセン
ウンセット
ラーゲルリーブ
ヒュルスホフ
彼女たちの共通項がおわかりになれば、脱帽
蝸牛庵は、誰一人知りませんでした。
もっとも、ブリクセンは、
ディネーセンのペンネームを使っていたと言われれば、微かに記憶がある。
ヒントは・・・このグループに樋口一葉も入るのです。
レディーMURASAKIも入れてもいいと思うのですが、いささか
扱いがちがうらしい。
国民(文学)作家という概念がある。概念と言えば大仰であるが、
その時代精神を具現した国民的に人気があり、敬愛される文学者。
例えば・・・・
司馬遼太郎
山岡荘八
吉川英治
夏目漱石
今や、山岡なんか誰も読まないか。
大作「徳川家康」は、経営者座右の書とまで言われ、耐える経営を具現するも、
カジノ資本主義ともなればだるくって(笑)
それに引き換え、吉川の「宮本武蔵」以上の武蔵は現れようがなく、
また、尊氏再評価の功績もあり、国民作家の名を穢さない。
司馬は、批判を許さないようなカリスマになり、ちょっとどうかと思うが、
肯定的日本史観を押し広めたところは国民作家たる所以。
漱石は、駄弁を必要としない。
司馬に続く国民作家は・・・?
オオエとかハルキ・・・・まさかねえ
まあ、評価なるものは、歴史の審判であり、時間がかかる。
吉川や司馬も真の意味で国民作家かどうかの判断は早すぎる。
漱石だけは当確!
だから、お札に登場する文化人になれるのです。
冒頭の設問の解答はそういうことです。
しからば、樋口一葉は国民作家か?
まさかねえ・・・
女性枠ってことだけで重用されたのでしょう。
女性枠があることが一概に悪いってことでもないし、ある種の社会的コストって思ってますが、
世の中、贔屓の横倒しなるものもあります。
枠は用意しますが、以後はハンディキャップなし。
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