実話の映画化だとは知らなかった!
しかし、これを実話の映画化というのかには多少無理もある。
以下、実話とTV版の比較(映画版は多少違いがある)
主人公は医師である点は実話もTV版も同じ
医師の勤務地はインディアナ州のどっかですが、クリーブランドに変更
殺されたのは医師の妻は同じ。
最大の違いは、主人公は獄中で再審請求を求めるのであって
脱獄して真犯人を探し出そうとするわけではない。
経過はともかく、主人公は晴れて青天白日の身となり
ハッピーエンド
真犯人の片腕のオトコが見つかったのではなくて、
証拠不十分で犯人ではないとされただけ。
つまり、妻殺し疑惑の医師が最終的に無罪になった
という事実...というか背景だけを借りてきたというだけに
過ぎない。
このストーリーの最大のポイントは、
列車事故に起因する脱獄とその後(真犯人探しと警察からの追求からの逃避)
なのですが、ここんところは完全な創作
獄中からの無罪の訴えは珍しいことでではない。
叫べは、正義はカネになると考えるジンケンハが寄ってくる。
医師の殺人事件は結構あります。
ヒトザルの生かし方の専門家なんだから、逆も得意なはずだ。
横浜のH病院なんか氷山の一角かも...
妻殺しは流石に珍しいが、記憶ではあります。
TV版、映画版ともに以下のお断りがなかった以上
製作者にはその意識がなくて、たまたま新聞記事かなんかを読んで
アイデアが浮かんだ程度なのでしょう。
Inspired real Facts
実話に基づく...なんて映画オタクのマニアックな連想に
違いない。
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