衒学の極みみたいなお題(^^)
読んで書ければ、これだけで漢検一級!
アタシは読めますが書けません。
どういう脈絡で並んでいるかは...さっき知りました。
シャクナゲ科の花草です。
しかし、この花草から、この短歌を導くのは至難です。
作者は、万葉集時代の歌人にして、中堅官僚かな?
高橋虫麻呂
万代の
軍なりとも 言挙げせず
取りて来ぬべき
オノコとぞ 思ふ
どこが躑躅(石楠花科)か!?
確かに....反歌ですから、躑躅は長歌に登場しますが、
躑躅である必然性はありません。
戦地あるいは国防の第一線に赴く同僚(或いは上司か部下)への
激励のうた
下手くそだけど訳文を掲載するに(私訳じゃありませんよ。ネット引用)
貴方は相手が千万の大軍であろうとも
とやかく言わずに
討ち取ってこられる立派な男、
武士だと思っております(戦果を挙げての帰還を期待!)
集団的自衛権行使を憲法上容認したわけですから、
海外の戦地に派兵される可能性があります。
是非はともかく送り出す時とも仮になれば...
月並みな空虚空文は知的ではない。
宰相あるいは国防大臣職たれば、この詩は吟じて貰いたい。
かつて、道後温泉近くの造船所での進水式に
招かれた尊敬に値する我が上司
主賓挨拶で、かの額田王の名歌
熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな
を絶唱し、万喝采を得たと言う。
背景を言えば、斉明天皇のころ
朝鮮半島出陣の際の激励歌
残念ながら...というべきか、戦果は芳しくなかった。
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