2018年11月6日火曜日
サウスポーの小屋
コリアは映画大国である。
少なくとも一人当たりの鑑賞本数は世界トップクラス。
国産映画のシェアが半分程度らしいから、
それなりの質も担保されている....のかなあ?
反日映画や抗日映画ばかりならば、客足は伸びないし
倭国公開作品の品質は悪くない。
元町映画館なるミニシアターがある。
毎日各回毎に上映作品が変わるし、マニアックな作品が多い。
最近はとみにサウスポー系が目につく。
だからといって劇場前で上映反対のピケには反対。
とある日
満席で立ち見まで。
なかんずく、エンディングで拍手....
帽子、サングラス、マスクで面体を隠して映画館に
行かねばならないとは難儀な事だ。
危機管理の専門家として気の回し過ぎかもしれないが
公安警察を舐めてはいけない。
1987年にこんな大事件があったのか?
大韓航空の国際便が金正日の指示で爆破された事は知っている。
ソウル大学生が対北秘密組織の尋問途中で拷問致死の事態となった。
隠蔽しようとする政府サイド
真実を解明しようとする
ソウル地検の検事
マスメディア
民主運動団体
なによりも...近親者
真実を希求する民衆の力が正義を実現するという崇高なメッセージ。
北の傀儡政権下でもなければ絶対に作れない映画
不当な人権弾圧に抗する気持ちはあるが、あまりにあざとい。
当時の大統領が隠蔽工作を指示したなんてストレートに表現しますかねえ
北鮮やロシアはもっと酷いことを平然とやってます。
もしかしたらアブラの王様もかも....
まずもって隗より正すことは大事ですが、謝ったMSGを送りかねない。
延世大学の学生が催涙ガス弾の水平撃ちで死亡...
怒りの巨大デモが全斗煥政権を崩壊へ
映画的には...プロバガンダとしての成功例
プロバガンダとしての映画の効用をいち早く察知したのは
ロシアの共産政権である。
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