風土が文化の基層を作るとはいえ、
かくも陰鬱なミステリーが世界的にもてはやされるとは...
アイスランドは行った事がない。
行きたいとか住みたいって漠とした願いはある。
しかし、一週間も経たずに滅入りそう。
アイスランドの映画事情には詳しくない。
人口比で世界一映画をよく観るらしい。
ロケ地としての人気は圧倒的
映画人もいるらしいのですが、初めてのアイスランド映画の鑑賞
アマゾンプライムのおかげです
インドリダソン原作のエーレンデュル警部シリーズ第1作
湿地
複雑なプロット
遺伝性膿腫が引き起こす悲劇の連鎖と書けば因果話
二度観てなんとかストーリーがわかったが、細部はあやしい。
原作を読もう。
若い頃からの麻薬、レイプ何でもありの極悪トリオの一人が殺された。
彼の遺品から幼女の墓標写真が見つかる。
残り二人、一人は獄中にいたが脱獄
あと一人は行方不明
背後に悪徳警官が見え隠れする。
三十年前になにかあった?
若い夫婦の一人娘が脳腫瘍で亡くなる。
夫の母親の秘密
真相を追い求める警部は放縦な娘が悩みのタネ
映画版ではこれがどうパズルのピースに収まるのが皆目判然としないが、
原作は素直です。
そしてありげな上下二巻なんて冗長でもない
原作を読んでから映画をみなさいということみたい。
エンドロールはアイスランド語です。
初めて見たかも。
ラテン文字ですから助かりますが、アクセント記号や、
リガチャ、ウムラウト音なんかがあって、微かにユーモラス
アイスランドは人口三十万人ですから、
話者もその程度しかいない。
絶滅危惧言語ではなかろうが....
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