jaune(黄色)に特段の暗喩があると思ったのが間違い。
単にドライバーの常備品の一つが黄色のベストだと言う事。
フランス人なら誰でももっているそうな。
手近なコスチュームで、大意に賛同する事を示すに過ぎない。
大革命時代のサンキュロットと同じだ。
実際の現場がどんなだったかは知らない。
デモや騒乱があれば、必ず掠奪目当てが横行するのは聞いてはいる。
かの民衆の歌の大合唱のなか、フランス式デモがシャンデリゼ一杯に
展開されれば、絵になったがなあ...
黄色のシャツは、禁忌である。
ツールドフランスの個人優勝者だけのコスチューム
そんじょそこいらの「サカバカ」がかっこつけて纒うのは
如何なものか...
今や中国では評判は地に堕ちたが、黄色はそひひかつては禁色であった。
黄色といえば、やはり
黄色のリボン
遠く離れた恋人や親兄弟が無事に帰ってきてほしいって
願いを込め...
しかし、物干し竿に満艦飾の黄色のハンカチは
いささかやり過ぎ。
さりげなくオークの木の枝に巻きつけた一本のリボンがつきづきしい。
あまつさえ、この映画の監督は、
中近東に派遣された自衛隊員の家族が、夫(或いは息子、兄弟)の
無事の帰国を願った黄色いハンカチに罵声を
浴びせたのよ。
派遣された自衛隊員は、生きて帰ってくるな!と
言わんばかり。
黄色いリボンの謂れはさまざまある。
刑務所からはやく出所しますように
戦地から無事にかえりますように
ヒトザルの気持ちに大小も軽重もありはしない。
ジョンフォードの「黄色いリボン」を思い出そうとしています。
具体的に黄色いリボンが出てきたのか記憶にない。
騎兵隊員は黄色いタイをしていた。
夫や恋人をまつサザンベルも登場しなかったが...
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