2019年4月1日月曜日
今年の四月馬鹿話題は...126代目の登極
皇室の戸籍簿...皇統譜によれば、平成天皇の次のミカドは126代目、
重祚されたお方もおられますから、実数は二人ばかり少ない...
なんとも気が遠くなるような万世一系悠久の血脈なのですが、
実はなんともイカガワシイ。
最終的に天皇の系譜が確定したのが、大正時代のこと。
太古の昔の事じゃない!
当たり前のように初代は神武天皇と最初から決まっていた訳でなく、
瓊瓊杵尊(神武の祖父)から数えていた時代もあった。
誰を入れるか外すかって侃侃諤諤の議論の果て。
政治的な事件の結果廃絶された方の取り扱い
南北朝の正潤論
神功皇后は天皇だったか
それ以外にも
飯豊皇女は天皇ではなかったか?
天武系天皇は簒奪者であり系譜から外すべきか?
なんて鬼面人を驚かすような疑念もあるが、
今更皇統譜の「書き換え」なんか出来っこない。
なんにしても
万世一系と男尊女卑の理念に合致しない女性天皇は
極力排除し、水戸史学の尊皇論に従った政治的な決着だと
現在の歴史学者は考えています。
「公式」とはそんなものです。
別に架空でしかない存在までを数え上げ、
一系かどうか疑惑があるから、制度的価値が失墜する訳ではない。
国民統合の象徴ですから、皆んなが価値あるものだと
信じているうちは価値があるのです。
以下補足
飯豊皇女は、清寧天皇と顕宗天皇の間に短期間在位していたと
されます。
日本書紀によれば、結婚して(?)一度だけS●Xをしたが、
つまらないからそれ限り。
不感症だか相手が下手だからか理由は明記してませんが、
変にリアルですから、信憑性あるエピソード。
泉涌寺は天皇家の菩提寺ですが、
天智と光仁天皇以降の位牌しかありませんので、
天武以降は一系でない簒奪者ではないかと
陰謀論大好き歴史オタクは言い散らかしています。
まあ、弟の天武が兄の天智より歳上はないよなあ。
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