2019年4月19日金曜日
二月十二日の某社のリリースが実に面白い
世間的には一流企業の不正行為のニュースリリースですが、
この手の話が未だに大好きだし、実に面白い。
キャプションは略し、本文から
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1.不正行為の概要
本件は、当社の元従業員が、水処理システム装置の海外向け販売において、
当社とは直接取引関係のない第三者に対して、
当社の買戻義務や連帯保証義務を定めた書類を無断で作成し、
それを交付したものです。
この元従業員は2018年11月22日付で懲戒解雇処分といたしましたが、
その後も、当社従業員であるかのようにふるまい、
不正行為を継続していることを確認しております。
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バングラデシュ向けの水処理機器の輸出が頓挫し、
国内転売に際しての不正行為のようだ。
規模感が全く分からないし、単純な循環取引ではない。
あちこちにつまみ食い的な記事が散乱するが、群盲象を撫でる感
その後も...以降の記述はアタシには理解不能。
黙認しております...と読めますが
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2.当社の対応について
本事案についての社内調査を進めた結果、上記の不正行為が明らかになったため、
当該元従業員を懲戒解雇処分といたしました。
また、現在外部弁護士を起用して、更なる事実調査を行うとともに、
警察にも刑事告訴すべく相談をしております。
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私文書偽造が懲戒理由ですが、社長印を押印した連帯保証書の
偽造等というからただ事ではない。
偽印でなく真正印だと言われていますからよく分からない。
それに転売先に購入費用の一部を融資した某社が保全の為に売主の一流企業の
連帯保証を求めたという信じ難いはなし。
この転売先は、闇金からも融資を受けたりしており、
当然ながら焦げ付き、連帯保証を盾に某議員が取り立て電話を
架けたらしい。
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3.関係者の処分について
本件は、個人が行った極めて悪質な不正行為ではありますが、
経営責任・管理監督責任を明確にするため、関係していた役員及び管理者に対して、
厳正な処分を実施しました。
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外部の弁護士の調査中だと言うのに、懲戒処分は終わったんだって。
アホらしい(^.^)
個人の犯罪にしてしまいたいことがアリアリ。
クビになったのは営業の部長職
営業部長か営業部の部長かは明確にされない。
だから営業部長だと邪推したくなる。
そうならば、個人の犯罪じゃすまなくなるが...
さっさと刑事告訴すればいいのに、何を「相談」してるのかなあ?
想像はつきますが...口にはしない。
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4.当社の業績に与える影響について
本事案についての業績に与える影響については現在調査中です。
公表すべき事項が確認できた場合は速やかに公表いたします。
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売上二兆五千億円の大企業にとって、数億円程度の
売上修正は適時開示の対象じゃない。
ヘドロはこれだけじゃないと間接話法でいっているようなもの、
融資した某社は、二月に東京地裁に債務確認の訴訟を提起しています。
弁済期日到来ですから、ストレートに弁済請求すればいいのに。
一流企業はどう抗弁するのかなあ?
事件の見立ては様々。
一番ありげなのは、とりあえず販売して、代金も収受。
決算を跨いだら買い戻す...よくあるすぐにバレる売上粉飾。
買い戻しができなくなり、融資金の返済原資が無いため取引事故となる。
普通はさらに転売してそこから買い戻すが、不審な仕入には変わりなく
バレバレの取引。
営業部長と販売先が共謀して融資金詐欺...
有り気な話だが、一流企業の部長がそんなリスクをとるかねえ
販売先から弱味握られてやむなくってテレビドラマの世界。
普通は、融資金を手にすれば、タイかフィリピンへ逃亡します。
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