こんないい方をされますと「決定版」だと勘違いするかも知れない。
確かに完全版と公開版では尺で三十分くらい違う。
つまり、全くの別物
がしかし...これはリメイクなの
エンドロールにはちゃんと献辞が有りますが、
皆さん読まない。
カンヌのグランプリ(パルム・ドール)に輝く名作。
イヴモンタンがベストアクターにもなった。
食い詰め流れ流れてベネズエラ迄
パリが忘れられず...メトロの切符が唯一のパリの形見
望郷の念から危険な油田火災復旧の請負仕事を買ってでる。
辛苦の末任務を遂行し多額の報酬を手にするが、あっけなくも...
って結末だったような
情感よりもスリルやサスペンスをフィーチャーしたのが
ハリウッド版。
以前にオリジナル版は観たはずだが、全く別物のつもりで鑑賞してみる。
舞台は更に辺境のフエゴ島に変わってました。
南極に一番近いヒトザルの定住地。
ベネズエラなら分かるが、この島にもチリ国最大の油田が
あるらしい。
危険な仕事を引き受けたのは
正体不明の殺し屋
NJのチンピラギャング
アラブのテロリスト
詐欺容疑のパリの銀行頭取
オリジナル以上に危機一髪満載で、ギャング以外は殉職
報酬の独り占めで、ハッピーリタイヤメント...
とはならないみたい。
遥々とアメリカンの追っ手がやって来た..ところでエンドマーク
フリードキンだけのことはあります。
オリジナルには及ばないが詩情を廃止し硬質感だけの面白さ...実に面白い
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