2019年5月22日水曜日
政治家の育て方
かの松下幸之助氏が私財を投げうち未来の国の指導者の育成塾。
はや四十年になりますが、意図は達成されたのか。
マックスウェーバーを引用するまでもないが...
政治家になるための資質の一つとして「権力感情」がある。
つまり、他者を指導しているという意識や歴史的事件の一部を担っているという感情によって、
非日常的な気分を味わうという能力である。
と同時に政治には、特有の倫理的問題の領域がある。
政治家には、情熱・責任感・判断力の資質が特に重要である。
あまりに有名な彼の講演録の一部。
要するに政治家って基本的に上から目線種族なのであり、
頭を下げて一票を乞うのは単なるポーズ。
至極当たり前の感情ですが、そんだけじゃ困るってのが、
この講演録の価値。
すなわち、政治家の倫理。
ひとも羨む大学をでて、金を積んでも入れない就職先を
さっさと袖にし...松下政経塾から颯爽と政界デビュー!
酒の席とは言え...国際政治力学的に妄言とは言えないにしても
立場を踏まえれはいうに及ばず正しい発言でも良い発言ではない。
そんな判断力もない国会議員を幸之助は育てたのです。
育てた..のではなく、入塾審査の不備に違いない。
他国固有の領土を不法占拠する近隣諸国は異口同音に言います。
戦争で取られたものを戦争で取り返して何が悪い。
交渉では戦争で取られたものは取り返せないというのが、国際政治。
だからといって、戦争で取り返そうなどと口にする...単にアホ
天に唾吐く所業
一体政経塾ではなにを教えてきたのか。
なにを基準に入塾させたのか。
情熱や責任感、判断力は塾で教えられるものかしらって
基本的な疑念がある。
ドブ板選挙運動とは馬鹿にしてはいけない。
地べたを這いずり回る事で得られるものこそ大きい。
英国の議員候補者の育て方を見るに意を強くする。
まあミクロの声だけを声高に主張されてもこまるが、
頭デッカチの空理空論よりはましかも...
誰が選良になっても選んだのが主権者ですから、
殊更に、国籍と年齢条項以外の制限を入れるべきとは言わない。
馬鹿を選んで国益が毀損すれば、それは主権者自らが蒔いたタネ。
それが嫌ならば、目覚めればいい。
フランスに学べばいい。
内乱は犯罪ではない。
失敗すれば犯罪だが、成功すればノットギルティなのですよ。
これは暴論ではない。
まともな刑法各論の概説書にはそう書いてます。
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