2019年8月21日水曜日

作画バカ一代


梶原一騎氏の評伝を斜め読みしながら...
識者が選ぶベスト漫画は「あしたのジョー」らしい。
たしかに、あの時代彼の原作として連載された

巨人の星
あしたのジョー

は社会現象化した。
巧みに作画者のペンネームを異にしたことも功を奏した。
ひとりの作画家が体制的と反体制的の二足の草鞋なんて
江戸時代の岡っ引きのあざとさ
末路の悲惨さはその頃から予定されていたようなものだ。

あちこち漫画ベストランキングをサーチしたが...
未だに文芸に値しないジャンルらしく、失笑の対象でしかない
ランキングを公表する鉄面皮というか...
倭国最高の小説ランキングから、源氏、漱石鴎外一葉の作品を
除外して、赤川、西村、東野なんかの作品をならべたてれば...
世間様はどう思うか。


所詮は時分の花。
半世紀後に記憶に残るかどうかで真価は決まる。
という事で、無聊に任せて歴代ベストの私案を公開しよう。
私案だから、ランキングはまだつけない。


火の鳥(手塚治虫)
忍者武芸帳(白戸三平)
喜劇新思想体系(山上たつひこ)
あしたのジョー(ちばてつや)
ベルサイユの薔薇(池田理代子)
ひかる風(山上たつひこ)
サザエさん(長谷川町子)
寺島町奇譚(滝田ゆう)



まあ、書き出すときりがない(^.^)


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