2019年8月9日金曜日
李氏朝鮮のころ
にわか勉強でも充分だった。
コリアンがもっとも幸せな五百年なんて思ったが...
14世紀末から20世紀のはじめまでの長寿王朝
国力が充実し、外圧に耐え、臣民を慰撫し..かどうかは疑わしい。
しかし、コリアンにとっては、儒教国家の元祖が北狄に制圧され、
本流はコリアンの地を本家となったことは、朱子学的な大義名分論からは
これ以上喜ばしい事はない。
けだし、史学とは実証的な科学ではなく、正義不正義の観念論
会話にならないのは当たり前。
要するに、明帝国と清帝国に隷属することで平和を保った。
国家にとって安寧は大事、そのためにプライド捨てても苦しゅうない。
全ては国民のため
地政学的に不安劣位な国家の最良の生き方の見本。
かかるか故にボーダーは比較的平穏
ひとえに明と清の威勢のおかげ。
だからそれが怪しくなれば、あとはつるべ落としの混迷
内政に不安が生じると外政で目くらまし..はいまでも常套手段
外政で不安がなくなれば...お家騒動やあれやこれやの派閥紛争。
要は李氏朝鮮時代五百年の歴史はたったこれだけ。
垂簾政治が常套のお国柄ですから、牝鶏晨スル愚かしさは
充分に倭国の反面教師にもなりました。
学ぶべき新しい歴史の知見はなかったが...きっとアタシの
歴史理解が貧弱だからだ。
きっとそうだ...ということにしておこう。
ここ数日、残り少ない時間を無駄に費消してしまった。
地政学的に国際政治力学に翻弄されやすいのならば、
身の程知らずな自立自存なんて御題目を唱えず、
大国への事大主義が一番現実的と歴史は教えます。
米帝の属国なんて言われ方しても聞き流せばいいのよ。
九条と反戦平和運動が戦後の繁栄と安全の基層なんて
誰も信じてないと思います。
核の傘と駐留米兵のおかげです。
しかし、いつまでもあると思うな...ですから、
法制局の解釈でなんとでもなる憲法の改正よりも、
番犬がいなくなればどうするのか?
こちらの方が遥かに大事なんですが...全く政治イシューにならない。
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