ベトナム戦争の政策立案過程の秘密文書...不都合な真実集の暴露に
関わる映画をプライムで観てました。
公開当時ボロッカスに書きましたし、今でも意見は変わりません。
しかし、ちょっと面白いエピソードの紹介です。
The first casualty of way is truth" Hiram Johnson U.S.Senator,1918
アメリカンの上院議員の議会発言です。
文脈は知りませんが、優しい英語ですから原文のまま。
原典はアイスキュロスだと、映画ベンタゴンペーパーの最後で
紹介されますが、リンク映像の映画では、
冒頭の部分だそうです。
この映画はグルジアに侵攻したロシア軍の蛮行を告発報道しようとするが、
北京オリンピックの提灯報道のあおりで記事は潰されてしまう...
というような内容らしい。
伝聞だらけですが、観ていないのでやむを得ない。
観てきたような嘘は得意種目だが、映画ネタではやらない。
権力と報道の関係は難しい。
記事の差し止めを求める連邦高裁ではワシントンポスト紙に厳しい質問が...
知ったらノルマンディー上陸作戦を記事にするのか?
未来の戦争作戦と過去の事実を等位に論じるとは
余りに愚かしい。
流石に代理人はそう抗弁します。
ワシントンポスト紙のグラハム女史は、
マクナマラ元国防長官のお友だちだったらしい。
しかし...権力者の友人と報道記者は両立しないことを
まざまざと実感する。
女史はメディアである事を優先したことにより、
青史に名をとどめた。
後年マクナマラは、あるドキュメンタリーで涙ながらに
懺悔をした。
余りに遅すぎたが、ベストアンドブライテストと
言われただけのことはある。
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