2019年10月28日月曜日
なんでも「ただ」は良くない!
青山に「入場料が必要な書店」が出来て予想外の盛況らしい。
スノブな青山だからって事はさておき、
この業態を「書店」というかどうかには疑念がある。
元々は、青山ブックセンターがあった場所
夜間営業とか高価な専門性の高い書籍の品揃えで
一時期は活況を呈したが...
まず一日利用料金を支払うが、千円だか千五百円
珈琲飲み放題で、軽食も別料金だが提供してもらえる。
ネット環境も整備された知的空間
大量の書籍は読み放題だが、書店と名うつからは
購入もできる。
入場料を払ってまで足を運ぼうとする以上
客筋は上々ということは容易に想像がつく...
この時点で想念はまったく別なところへ
公共財(サービス)ってどうして有料と無料があるのか?
というか公権力行使を伴わないような公共サービスとか
あまりに専門性が高いとか、経済的効率性の問題があるとか
を除けば民営で充分なんだが...って視点はさておく。
実際は税金のなかで賄われている以上「ただ」はあり得ないが、
サービス提供の都度お財布を開けない限り無償だと錯覚する。
朝三暮四みたいなものだ。
私見を述べれば...
料金徴収が困難あるいは過度にコストがかかる場合を除けば
例え百円でも負担をさせるべきだ。
理由はさまざま。
一番端的に言えば、愚民政策だから...
タダにたかるヒトザルは野卑で貧相にしか見えない。
わざわざ人心を荒廃させる必要がどこにある。
こういう事を言えば必ず反論がでる。
だったら所得条項を設けてあげる。
領収書を集めて年間まとめて還付請求してくれれば
口座振込をしてあげるから...
貧民証明書を都度提示するのがお好みなら
それでもいいが、プライドが傷つくわなあ(^.^)
税金を払いながら公共サービスが有料はおかしい
..とかなんとか理屈をこねる輩もいます。
今や貧富格差が無視できないところまできているが、
一方で税負担格差も激しい。
所得税の大半は一握りの人々が負担している。
余計な事だが、超富裕層になれば、
税負担率は下層民に近くなる...
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