表音文字の国は単純で分かりやすい。
多少のスペリングで個性を出せるが限定的(F → PH)
引き換えて漢字文化圏の多様にして豊穣なこと!
反面...説明が難しい。
ヅカのコウヅキノボルさんのノボルと
閑院大臣のフジワラフユツグのツグで...
まあ一発で解ったのは岩波の出版部だけだった。
どこの国でも「名前制限」があるようだ。
倭国の場合は漢字制限程度で後は戸籍吏の社会良識による
裁量に任されている。
悪魔はアウトだが、王子様はセーフ!
悪...一字ならどうしただろう
業務独占職種を示す単語棟を制限列挙的に規制する国もある。
さて...ドイツの例
子供の名前に「アドルフ」が許されるのか?
ボン大学の高名な文学部の教授
その妻は小学校の教諭
妻の家庭で家族同様に育ったオーケストラのクラリネット奏者
落ちこぼれながら事業に成功した妻の弟
弟の恋人は妊娠中な舞台女優
五人の楽しいはずの晩餐会は、
生まれてくるはずの「男の子」の命名...実は弟のたわいない
冗談が発端となり、隠しておきたい本音と秘密が露呈する。
その過程での知識と教養に裏打ちされた知的な言葉の格闘技
とんでもないカタストロフから、ニヤリとするエンディング
オリジナルは見るからに理屈の多いフランス舞台劇
映画化に際してグロテストなまでにドイツテイストに
置き換えているようです。
しかしかなり雑多な知識を要求されます。
ドイツでは大ヒットしたらしいが....
やはりゲルマン族は「高等」民族なんだ!って
優越感に浸りながら、偽善的にジンケンヤを気取るって気分が
味わえます。
倭国で大ヒットするとは思えないが、
意識高い系二番館では、カップリング次第ではお立ち見になる。
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