版元は忘れたが「すべて王の臣」というひねりのない題名で刊行されています。
上昇志向満載の野心的で傲慢なデマゴーグ的なポピュリストが主人公です。
あの「大統領の陰謀」のオリジナルタイトルが、All the president’s men だいうのも
そういうこと。
ピューリッツァー賞受賞作品だし、最初の映画化作品は
いくつかのオスカーの栄誉にも輝いた。
しかしながら、地味なドラマだと思われたのか...知名度は低い。
中南部の貧しい若者のあくなきサクセス追求ドラマですが、
最後に不可解な暗殺で幕を閉じる。
ウェブをあちこちサーフィンしても何故だか口を閉じるのですが、
これにはモデルがあります。
ルイジアナのヒューイ・ロング州知事あるいは上院議員
暗殺されなければFDRでなく彼が大統領になっていたかも知れないとさえ
言われる...それに実に現職大統領に似ているのですよ。
違いは...生まれながらの貧富の違いくらいだし、
暗殺もされなかった。
富の共有運動で過激な資産課税を主張した。
知らなかったが、FDRも大統領選挙当選後暗殺未遂にあってます。
連邦議会で禁酒条項が修正される前日のマイアミでのこと
つまり...よう判らんが不可知な神のみ技
全ては王の臣
出典は知りません。
マザーグースとも言われますが、アタシは違うと思う
独裁者に振り回されるスタッフ...だと思ったが、ちがうようです。
全ては神の摂理に振り回される...ということかも
アタシの書庫には、この本もあるはずだから、
折を見て読んでみよう。
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