2025年2月24日月曜日

転売防止

 


東京2020の際に、不正転売防止を目的に「不正転売防止法」が制定され、各条例でのダフ行為禁止でカバー出来ない穴を塞いだ筈だが、、、ザル法というか構成要件該当性のハードルが高い。


実のところ主催者が本気で不正転売を撲滅する気にならない以上、倭國は転売ヤー天国。

立件例はありますが、あの程度じゃ応報にならない。



まず全てのコンサートやスポーツイベントがこの規制の網にかかるわけではなく「特定興行」だけが対象である。


有償譲渡禁止が明示されていること

興行の場所日時座席が指定されていること

購入者や入場者の確認可能な措置を講じていること


かような「特定興行」はドーム公演くらいで、大半の興行はこの法律では処罰できないし、迷惑防止条例はネット取引に網はかけられない。

だったら、、、転売ヤーが濡れ手で粟がつかめないようにする方が気がきいているという逆転の発想は如何でしょうか?



全て(あるいは何割か)のチケットをオークション(あるいは逆オークション)方式で販売する。

主催者の超過利潤は善良なファンのチケット代金を廉価にする事の原資に充当する(無論本人確認可能な仕組....顔認証でもなんでもいいから担保する)


本当は、全てオークション方式と逆オークション方式で販売して、超過利潤は慈善事業(子ども食堂運営費とか遺児育英資金等)に寄付したいが、、、、


物議かますかなあ?

一番愉しいのは犯罪収益の上前をはねること

それに、ダフ行為抑止の法益ってなんなんだ?

反社の資金源になるらしいが、そんなシノギはしれてます。

プレミアムを納得して転売が為されているだけで、普通の商行為と何が違う

暴利を貪る事を賤しく、単に右から左へ商品を転がすだけの商人を「賎商、賤しき者是商人」と貶めるが、値段は需給で決まる。これはinvisible God hand

仮に、この地球がゴールドで出来ていれば、一握の汚泥の為にヒトザルは殺しあうに決まっている。






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