2025年10月9日木曜日

縦書が一番

 




自然科学系は言うに及ばず、社会科学系も横書の軍門に下った。
人文科学系も時間の問題かも知れないが、文藝の世界はしつこく頑張っているものの「横書の勅撰和歌集」なんかはネット索引で慣れてることもあり、そんなに違和感がなくなりつつある。
とは言え、縦書本と横書本の選択となれば論を待たない。


デイスクレシア


ある種の学習障碍であるが、日本語文化圏での認知度は低い。
識字障碍あるいは読書障碍は、日本語では起こりにくいからに違いない。
かような仮説はあまり聞いたことがないが、あるとすれば、縦書と表意文字の有意差ではないかと容易に想像がつく。

例を挙げれば、速読(斜め読み)は縦書に限る。
要するに、ブリティッシュレジメンタルスタイルに眼が動く。右上から左下に川の流れのように認識が流れる。大脳生理学として正しいかどうかは判らないが、
アタシ個人的にはそうだと言うこと
素謡の暗譜も縦書でないとダメだ。

縦書か横書か...なんて不毛の論議でもあり、、、
全く読まなくなったのでいまは知らないが、紙新聞って大見出しは「横書」で本文は「縦書」
戦前からの踏襲、、、なんてそれは大いなる錯覚!

戦前の新聞は一切が「縦書」でした。
毎度の鬼面人を驚かす狂言綺語だとおもう勿れ(^^)
あれは「一行一文字の縦書」
実に合理的です。
だから、扁額は右から読むのが決まり事
かかるが故に未来の倭語の書物が須くそうなり、
縦書と横書の表面的な区分を超克する事を願っているのだが、、、



なんだが、、、アタシの希求する文字の未来図は前途多難。いまや多くの漢字文化圏は、左から右への横書の軍門に降った。

早晩、デイスクレシア患者の大量発生にパニックになってもしりませんよ

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